ドルガバやマックスマーラ出身のデザイナーが手掛けるダウンジャケットブランド「ベーコン」が本格上陸

　イタリア・ミラノ発のダウンジャケットブランド「ベーコン（Bacon）」が、2023年秋冬コレクションから日本に本格上陸する。8月中旬から、インターナショナルギャラリー ビームス（International Gallery BEAMS）やドゥロワー（Drawer）、ギャルリー・ヴィー（GALERIE VIE）などで順次展開するほか、9月下旬には、バーニーズ ニューヨーク（BARNEYS NEW YORK）の銀座、横浜、神戸の各店舗でポップアップが開催される。

　ベーコンは、2008年、イタリア・ミラノでスタート。「他の人と同じものを身に纏っていても、自己表現の欲求は満たされない」という信念のもと、1990年代のグランジスタイルとヤングカルチャーからインスピレーションを受け、アーバンノマドのシグネチャーであるダウンジャケットを展開。デザイナーは、「ドルチェ＆ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」のデザインチームを経て、「マックスマーラ（Max Mara）」のアウターコレクションのチーフデザイナーを務めたロベルト・ロノーチェ（Roberto Lonoce）。


　「プラダ（PRADA）」「モンクレール（MONCLER）」といったブランドのアウターウェアと同じ工場で作られているという800フィルパワーのダウンジャケットには、従来のダウンコートのイメージを刷新する現代的で型にはまらないエッセンスを加えたパフデザインを採用。寒さをしのぐためだけでなく、大胆で自由なファッションを表現するデザインに仕上げているという。国内では、オーバーサイズのシルエットやクロップドタイプなどを含む全30型を展開する。価格帯は税込7万4800〜24万4200円。同ブランドの日本代理店であるノウン（NOUN）の担当者によると、展示会では、クロップドタイプが人気を集めたという。

■ベーコン
展開開始時期：2023年8月
国内取扱店舗：バーニーズ ニューヨーク（BARNEYS NEW YORK）／インターナショナルギャラリー ビームス（International Gallery BEAMS）／ギャルリー・ヴィー（GALERIE VIE）／ドゥロワー（Drawer）／ドゥーズィエム クラス（Deuxième Classe）／エスケーパーズ（ESCAPERES）