ナイキ、ドル高の影響で第3四半期売上は予想下回る　利益は好調

 　ナイキ（Nike）が3月23日に発表した第3四半期の売上は、予想を下回るものとなった。ドル高により、ヨーロッパ、およびブラジル・メキシコといった新興国での売上に影響が出たという。

　ナイキ社の第3四半期売上は7.6%増の80億3000万ドル（約9058億900万円）。当期純利益は20％増の9億5000万ドル（約1071億6300万円）で、1株当たり当期純利益は55セント（約62円）となった。トムソン・ロイターI/B/E/Sのアナリスト予想平均は、売上高82億ドル、1株当たり当期純利益48セントだった。
 
　新興国におけるシューズ、ウェア、スポーツ・アスレチック用品の第3四半期売上は8％減少し、8億7900万ドル（約991億5400万円）となった。

（2016年3月23日現在、1米ドル=123円で換算）