ネペンテスやドゥロワーで経験積んだ岡ゆみかによる新ブランド「アンスクリア」がデビュー

　「ネペンテス（Nepenthes）」や「ドゥーズィエム クラス（Deuxieme Classe）」「ドゥロワー（Drawer）」で経験を積んだデザイナーの岡ゆみかによる新ウィメンズブランド「アンスクリア（Inscrire）」が、2017年秋冬にデビューする。7月下旬から百貨店や主要セレクトショップで取り扱われる。

　アンスクリアは、欧州ブランドの輸入卸を主に手掛けるアマンからデビュー。デザイナーの岡は、ネペンテスでデザイナーアシスタントを務めた後、ドゥーズィエム クラスでチーフデザイナー、MD兼バイヤーとして活躍。その後、ドゥロワーのデザイナーを務めるなど様々なブランドで経験を積んできた。自身のブランドを手掛けるのは今回が初めて。

　ブランドコンセプトには「Street Luxury」を掲げ、ミリタリーやワーク、ビンテージなどメンズスタイルの解釈から生まれたコレクションを製作。デビューとなる2017年秋冬シーズンは、「コンシャマン（Consciemment、フランス語で"意識的に"の意）」をテーマに、女性の身体の丸みや凹凸、仕草から生まれるエレガンスに着目し、女性であることを意識したスタイルを提案した。30〜50代の女性をターゲットに据え、価格はスウェットが2万6,000円、シャツが3万7,000円、ニットが4万8,000円、ジャケットが9万3,000円（いずれも税別）など。デザイナーの岡は「Tシャツにデニムといったシンプルな服装でもアンスクリアのコートを上に羽織るだけでエレガントにきまるような、着る人のワードローブに溶け込むアイテムを展開していきたい。アンスクリアのアイテムがいつの日かビンテージになれば嬉しい」とコメント。7月下旬から「アクアガール（Aquagirl）」「バーニーズ ニューヨーク（Barneys New York）」「ビショップ（Bshop）」「シー・ピー・シー・エム（ CPCM）」「ドローイング ナンバーズ（Drawing Numbers）」、阪急うめだ、「イエナ（Iena）」「シンゾーン（Shinzone）」などで順次展開されるほか、8月中旬からは伊勢丹新宿店を皮切りに「エイチ ビューティ&ユース（H Beauty&Youth）」「デミルクス ビームス（Demi-Luxe Beams）」などでポップアップイベントを開催する。