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バナナの繊維を再利用、美大生によるテキスタイルプロジェクト発表

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fashionsnap
掲載日
2012/01/09

 多摩美術大学が1月18日から、産学協同で行ってきた「バナナ・テキスタイル・プロジェクト」の研究成果を展覧会形式で発表する。会場となる東京・渋谷の地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)では、生産デザイン学科の学生らによるバナナを用いたテキスタイルプロジェクトの取り組みや成果を紹介。20日には「持続可能な社会をデザインする」をテーマに連動フォーラムを開催する。



 「バナナ・テキスタイル・プロジェクト」は、バナナの収穫後に廃棄処分される偽茎を新たな素材として、技術開発やデザイン研究を行うプロジェクト。環境保全に貢献することを視野に、多摩美術大学が2000年から開始した。バナナの茎から抽出した繊維を利用して織布・紙・ボードなどを生産するシステムを構築し、廃棄物の利用とデザインの融合を目指している。

 展覧会「地球の未来を創るデザインのちから」では、プロジェクトを通して学生たちが制作した作品の展示の他、多摩美術大学と国際連合工業開発機関(UNIDO)東京事務所が協働で進めてきたウガンダやルワンダとの交流や、フィリピンの漁村コミュニティの女性達へのデザイン指導、ラオス南部で行った「一村一品プロジェクト」への協力など、バナナ生産国への技術・デザイン支援の取り組みを紹介。また産学共同研究でスズキ株式会社と行ってきたバナナ繊維を用いた自動車開発に関する提案の成果を発表する。会期は1月28日まで。

 展覧会と連動して行われるフォーラムは、1月20日に東京・渋谷の国連大学ウ・タント国際会議場で開催。「持続可能な社会をデザインする」をテーマに、学生代表をはじめテキスタイル業界から著名人が出席しプレゼンテーションやパネルディスカッションを行う。

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