パスザバトンが洗って繰り返し使えるマスク発売、イェーライトや国内ニット工場とコラボ

　「パスザバトン（Pass The Baton）」が、アパレル企業3社とコラボレーションして洗って繰り返し使用できるマスクを発売した。パスザバトン公式オンラインストアで取り扱っている。

　コラボマスクは、新型コロナウイルス感染拡大に伴うマスク不足や使い捨てマスクの大量廃棄を受けて企画。河村慶太と井村美智子が手掛ける「イェーライト（Yeah Right!!）」、山形県のニット工場 米富繊維、福井県のエンブロイダリーレース専門メーカー 日装が参加した。
 
　イェーライトはアーティスト 村上周のアートワークをプリントしたマスクを製作。アートワークのデザインは3種類用意し「Six Feet Away」（6フィート離れよう）などのメッセージを採用した。素材にはイェーライトの「テーブルクロスパンツ」に使用しているコットンリネンキャンバスを使用。パスザバトンのほか、イェーライトや村上周の公式オンラインストアでも取り扱っている。

　米富繊維のコットンマスクは、従業員が社内のミシンで縫製し、カラフルなマスクの紐には ニットの副資材のデッドストックを用いた。日装では、職人が織った刺繍生地のサンプルを使用してマスクを制作した。
 
　公式オンラインストアでは、パスザバトンオリジナルのマスクも発売。テキスタイルブランド「リバティ アート ファブリックス（Liberty Art Fabrics）」の生地を使用したマスクや、ホワイトのコットンマスクをラインナップしている。コラボマスクとオリジナルマスクの価格帯は1,000円〜1,800円（すべて税別）。