パリ展示会「フーズネクスト-プルミエールクラス」 来場者は16%減少するも大手バイヤーは増加

 1月22日~25日にパリで開催されたファッション・雑貨の展示会「フーズネクスト-プルミエールクラス(Who’s Next – Première Classe)」は、昨年のテロの影響及びアパレル業界の厳しい状況を反映し、来場者数もやや減少する結果となった。

WSN Développement - Antoine Motard.

 同展を主催するWSNディベロップメントによると、4日間の来場者数は合計4万8684人で、昨年同シーズンに比べて16%減少したという。内訳としては、3分の2を占めているフランスからの来場が12%減となり、国外からの来場は22%減。
 
 しかし企業の数自体は減少しておらず、出張人数を削減したケースが多いことがわかる。特にアジアからのバイヤーの人数は25%減ったと主催者。
 
 フランス国内でも、経済的要因は勿論、昨年パリで起きたテロの影響もあり、地方からの来場が特に減少している。展示会はこうした小売業者を誘致すべく、マルセイユやエクサンプロヴァンスからの高速鉄道TGVに特別仕様車「IDFashion」を用意するなど、様々な対策を行う意向だ。
 
 一方で、大手のバイヤーに関しては満足の行く結果が出ている。主催者側によると、有名店舗のバイヤーは増えており、海外からの来場者も「プレミアム感を増した」という。
 
 出展ブランドのの側でも、引き合いは悪くなかったという感想が目立った。「今シーズンは、直接商談に結び付く機会が多かったように思う。バイイングの姿勢も少し肩の力が抜けて、やり易い印象だった」と出展者の一人は話す。また、発注量に関しても概ね満足しているとの意見が多い。不利な状況を鑑みて、相対的に今回の成果を評価する声が多数を占めた。

 

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