×
242
求人
PATAGONIA
ホールセール部門:セールス レップ_西日本担当
正社員 · 横浜市
PATAGONIA
IT Director
正社員 · 神奈川県
PATAGONIA
ホールセール部門:ディーラーサービススタッフ
正社員 · 神奈川県
PATAGONIA
ホールセール部門:セールス レップ_東日本担当
正社員 · 神奈川県
ADIDAS
Manager, Human Resources Business Partnering
正社員 · TOKYO
QVC
sr IT Project Manager
正社員 · CHIBA
QVC
Program Planner / プランニング&プログラミング部門 番組編成 プログラムプランナー
正社員 · CHIBA
ADIDAS
Manager Key Account (Lifestyle)
正社員 · TOKYO
CROCS
Marketplace Specialist, E-Commerce
正社員 ·
ADIDAS
Manager Assortment Planning, Concept to Consumer, Brand Adidas
正社員 · TOKYO
NEWELL
Sales Representative - Aprica
正社員 · OSAKA
NEWELL
Senior Manager, Ecommerce
正社員 · MINATO CITY
L'OREAL GROUP
Japan Group Product Manager (Ldb, la Roche-Posay)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan D2C Ecommerce & Digital Services Project Manager (Shu Uemura International)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan Trade Marketing Project Manager (Luxe)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan Product Manager (Luxe, Ysl)
正社員 · Tokyo
ESTÉE LAUDER
Demand & Execution Planning Senior Manager
正社員 · Chiyoda City
L'OREAL GROUP
Japan Purchasing Excellence Mgr/ Lead (Indirect Purchasing)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan Brand Contents Manager (Shu Uemura International)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Area Customer Manager (sp/Variety) (Takami)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan Privacy & Legal Counsel
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
E-Business Manager / Specialist (Takami)
正社員 · Tokyo
掲載日
2017/06/29
シェアする
ダウンロード
記事をダウンロードする
印刷
印刷
テキストサイズ
aA+ aA-

パリ オートクチュール、過去最高のスケジュール密度で開幕

掲載日
2017/06/29

 パリ オートクチュールファッションウィークが7月1日に開幕、2日から公式スケジュール内のショーがスタートする。今シーズンは、未だかつてない密度のプログラムが予定されている。

Proenza Schouler - Fall-Winter2017 - Womenswear - New York© PixelFormula - © PixelFormula


 10年ほど前、ファッション業界がイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)のような偉大な才能を失った頃から、ピエール・ベルジェ(Pierre Bergé)はクチュールの死を繰り返し予言してきた。しかし、今シーズンの公式スケジュールには、37のランウェイショーが120時間にわたってぎっしり詰め込まれている。また、いわゆる"オフ"でも20のショーが開催予定だ。オートクチュールの消費者は全世界で2000人にも満たないという説もあるが、やはりデザイナーはクチュールの夢を追い続けている。クチュールは究極の洗練の形とも言えるだろう。
 
 一方で、最も注目されている2つのショーは、厳密に言うと"クチュール"ではなく、既製服のコレクションである。ニューヨークを拠点とする「プロエンザ・スクーラー(Proenza Schouler)」と、ロサンゼルス発の「ロダルテ(Rodarte)」は、今季初めてパリでランウェイショーを開催する。他にも、「ロナルド・ファン・デ・ケンプ(Ronald van der Kemp)」、「アザロ(Azzaro)」、「A.F.ヴァンデヴォースト(A.F.Vandevorst.)」が初参加となっている。

 「ゲストメンバーになるには、クチュール組合による審査と承認が必要だ。アトリエの高度な技術や、洗練の度合いといったものも調べた。彼らはクチュール界への良い刺激になるだろう。クチュールはきちんと育っている」とパスカル・モラン(Pascal Morand)エグゼクティブプレジデント。
 
 期間中最も忙しくなりそうなのは、何といってもカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)だろう。4日に2つのショーを予定しており、その後はパリ市名誉勲章の最高位にあたる「Grand Vermeil 」の授与式が行われる。また、5日夜には「フェンディ(Fendi)」のショーも控えている。

Self-portrait by Karl Lagerfeld - Archiv


 また、3日の月曜日には、特に「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のショーに注目だ。パリ装飾美術館でメゾンの70周年を記念する大規模な回顧展も同時にオープンする。
 
 最終日6日はハイジュエリーに特化した一日で、ヴァンドーム広場に全てが集中する。「シャネル」、「ディオール」、「ブルガリ(Bulgari)」、「ブシュロン(Boucheron)」、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」といった8ブランドがコレクションを披露。一方で、「ショーメ(Chaumet)」は2日の夜に"パリ風"シークレットイブニングパーティーを行うほか、「レポシ(Repossi)」はピカソ美術館でクリエーションを発表する。
 
 「クチュールが人を惹きつける力は衰えない。これは現代の時代精神の一つであって、ファッションを超えたものだ。デジタルが革命を起こした今日の世界では、効率と速度が全てだ。しかし、同時に人々は個別性や、クラフツマンシップを求めている。伝統技能にも敬意を表しているんだ。クチュール以上にそれを体現する存在があるだろうか?」とモランは問いかける。
 

不許複製・禁無断転載
© 2023 FashionNetwork.com