パリ・ノートルダム大聖堂修復 ピノー家は1億ユーロ、LVMHは2億ユーロ寄付へ

 パリのノートルダム大聖堂が火災で一部損傷したことを受け、ケリング(Kering)のオーナー一族ピノー(Pinault)家は、所有する投資会社アルテミス(Artemis)を通じて1億ユーロ(約127億円)を修復費用として寄付することを発表した。同社は4月15日夜、AFP通信に声明を送っている。

パリ・ノートルダム大聖堂の火災 - AFP

  また、翌日16日の朝には、LVMHグループとアルノー(Arnault)家が2億ユーロ(約253億円)の寄付を発表。「アルノー家とLVMHグループは国家の悲劇に対して連帯を表明し、修復に協力したいと思います。偉大な大聖堂は、フランスのとその遺産、そして結束の象徴です」とAFPにコメントした。

 LVMHは「クリエーション、建築、財務など、関連する人材すべてを政府に提供し、修復作業や資金調達、その他業務を支援する」ともしている。
 
 ケリング(Kering)グループのフランソワ=アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)会長も、「フランス人だけでなく、神聖なものを尊ぶ全ての人々が、今回の悲劇に打ちひしがれています。一刻も早く我々の文化遺産を復活させたいというのが皆の願いです」と表明。
 
 「私の父と私は、アルテミスを通して、1億ユーロをノートルダム大聖堂再建の援助に役立てることを決断しました」。
 
 アルテミスは、フランソワ=アンリ・ピノー会長の父であるフランソワ・ピノー(François Pinault)氏が1992年に設立した投資ファンドだ。現在82歳のフランソワ・ピノー氏はフランス第3位の資産家でもある。2003年からは息子のフランソワ=ピノー氏がトップを務めている。


(2019年4月16日現在、1ユーロ=127円で換算)

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