パリ ファッションウィーク:「ギ・ラロッシュ」のサプライズ、新生メゾンはセクシーなコレクションを披露

 「ギ・ラロッシュ(Guy Laroche)」が、印象的なショーで新しい一歩を踏み出した。新アーティスティックディレクターのリシャール・ルネ(Richard René)が手掛ける初コレクションは、先月亡くなったフランス人女優ミレイユ・ダルク(Mireille Darc)に捧げられたもの。ルネの親友であり、ミューズでもあった。

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Guy Laroche - SS 2018 - Womenswear - Paris - © PixelFormula

 足元は全てハイヒール。17人のモデルは皆プラチナブロンドのウィッグをかぶり、黒い大ぶりのラウンドフレームサングラスをかけて登場した。ミレイユ・ダルクの活躍した70年代、自由でエレガントな当時のエスプリを蘇らせるようなショーだった。
 
 特に、黒いトレンチ一着というルックと、黒いワンピーススイムウェアにビーチトートだけのスタイリングがテーマを象徴している。イヴ・ロベールによる1972年の映画に出演したミレイユ・ダールを思わせる黒いドレスも目を引いた。
 
 コレクションはすべて白と黒で、しかしどのルックもユニーク。ギ・ラロッシュの洗練されたラグジュアリー感、見事なカッティングと予想外の驚きを探求する精神を引き継いだ、知的なコレクションに仕上がっている。

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Guy Laroche - SS 2018 - Womenswear - Paris - © PixelFormula

 「裏と表、白と黒、長短、内と外、アシンメトリー、そういう要素で遊んだ。60年代、70年代、80年代、90年代と、色々な時代をミックスして、現代的なワードローブを作り上げようと思ったんだ」と当紙に話したリシャール・ルネ。
 
 グラフィカルでシンプルなカッティングで、非常にセンシュアルなシルエットを実現して見せた。クラシックなアイテムも、後ろ側にサプライズが隠されている。ジャケットの背中には縦にスリットが入り、レザーのミニスカートは後ろ半分がクラシックなスーツのスカートに。さらに、シャツとパンツのアンサンブルは、後ろを向くと背中が露わなデザインになっていた。

 

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