パリ ファッションウィーク:「シャネル」の描く太陽とビーチ

 今シーズンの「シャネル(Chanel)」は、趣のある夏のバカンスを提案してみせた。

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Chanel - Spring-Summer2019 - Womenswear - Paris - © PixelFormula

 会場には巨大なビーチのセットを用意し、背景には打ち寄せる波や青空まで再現されているが、これはカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が家族とバカンスを過ごしたドイツ・ジルト島のビーチにインスパイアされたものだという。
 
 オープニングでルナ・ビジル(Luna Bijl)が纏ったのは、テッキーなホワイトのクレープ地に黒いパイピングを施し、フロントジップで仕上げたスーツだった。手元にはブラックのフィンガーレスグローブとマトラッセバッグをスタイリング。

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 サンド、コーラル、サンセットといったカラーパレットのツイードで作ったフラップポケット付きブレザーにはレギンスを合わせたほか、ミントグリーンとピンクのフレアチュニックやラッフルドレスには新しいパラソルとデッキチェアのプレイフルなプリントが。
 
 カイア・ガーバー(Kaia Gerber)の着たホワイトのミリタリーブラウスには二つのポケットにそれぞれ「CHA」と「NEL」の文字が描かれ、ベルトのクリスタルやラフィアのジョッキーキャップなど、他にも様々なアイテムにブランド名のロゴが躍った。また、「CC」のロゴは、アクリルヒールのクリアサンダルやチェーンブレスレット、ネックレスなどにもあしらわれている。
 
 フィナーレでは、モデルが手に靴を提げて登場した。挨拶に姿を現したカール・ラガーフェルドの隣に立つのは、先シーズンに引き続き彼の右腕であるヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)だ。ちなみに、ラガーフェルドは今夜、カイア・ガーバーと自身のブランド「カール・ラガーフェルド」とのコラボレーション記念イベントを控えている。


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 ランウェイに敷き詰められた砂はパリ近郊の採石場から持ってきたもので、その工程は環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を満たしているという。ショーの後はパリ市の公共工事に用いられる予定だ。
 
 よくできたセットは居心地も良く、招待客は皆ショーが終わってもしばらくその場にとどまって写真を撮っていた。

 

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