パリ ファッションウィーク:新生「ラコステ」でルイーズ・トロッターがデビュー

 「ラコステ(Lacoste)」のランウェイでは、英国人デザイナーのルイーズ・トロッター(Louise Trotter)が、「Le Tennis Club de Paris」を舞台にデビューを飾った。

コレクションを見る
Lacoste - Fall-Winter 2019 - Womenswear - Paris - © PixelFormula

 コンセプチュアルでありながら商業的なセンスもあわせ持つトロッターは、9年間在籍した「ジョゼフ(Joseph)」時代にも高い評価を得ており、売上の拡大にも貢献した。
 
 フランスの老舗メゾンに着任したクリエイティブディレクターの例に漏れず、ブランドのアーカイブを研究したという彼女。今回のショーでは創業者ルネ・ラコステ(René Lacoste)にオマージュを捧げ、そのスタイルを再解釈したコレクションを披露した。
 
 「ルネ・ラコステは生まれながらにエレガントな紳士だった。だから、『ラコステ』もエレガントなスポーツウェアブランドであるべきだと思ったの」とトロッター。
 
 最初の15ルックは、メンズ・ウィメンズともにサンドベージュを中心にまとめられていて、ウィメンズ向けのダブルジャケットや、オーバーサイズのパーカ、腿まであるロングリリブセーターなどが登場した。メンズには、ルネ・ラコステの時代を思わせるゆったりしたパンツとクラシックなツーボタンブレザーのスーツが登場した。
 
 クラシックベージュ、グリーン、ホワイト、ディープブルーのカラーパレットに、オーバーなボリュームが特徴で、中にはシャツを伸ばしてプリーツドレスに仕立てたものも見られた。

コレクションを見る
Lacoste - Fall-Winter 2019 - Womenswear - Paris - © PixelFormula

  テニスチャンピオンのルネ・ラコステはファッションセンスにも定評があり、愛用しているテニスバッグの素材から「Le Crocodile」というニックネームで呼ばれていた。ポロシャツに縫い付けたワニのモチーフは今でも「ラコステ」のアイコンとなっている。
 
 初期はパッチではなく刺繍だったというが、今回のコレクションにはその話を思い出させるように胸元に糸がそのまま垂れ下がったワンポイントをあしらったアイテムも。
 
 「『ラコステ』は単なるブランドを超えたもの。クロコダイルのロゴはアイコンだし、ロックスターのような存在よ」とトロッターはバックステージで語った。
 
 

不許複製・禁無断転載
© 2019 FashionNetwork.com

ファッション - ウェアファッション - アクセサリー・雑貨スポーツファッションショー
新規登録