ヒロココシノのアーカイブを現代の服に、竹腰名生をデザイナーに迎えた新ブランドが始動

 ヒロココシノインターナショナルが、新ブランド「リ エディション プロジェクト イチロクゴ(Re:Edition Project 165)」を立ち上げた。「ジル・サンダー(Jil Sander)」などの海外ブランドを渡り歩いた竹腰名生をデザイナーに迎え、カプセルコレクションを都内で発表した。

竹腰名生(右) - 画像: Fashionsnap

 約1年前に小篠弘子が竹腰名生にオファーをしたことで始動したリ エディション プロジェクト 165では、「ヒロココシノ(Hiroko Koshino)」のアーカイブ作品を着想源に、スポーティーでリラックスした「Athleasure Life Style」を提案。特にディテールやカッティングに着目し、"1枚の布"でできたサルエルパンツをはじめとするゆったりとしたシルエットでありながら生地の落ち感を美しく見せるアイテムがそろえられた。 また厳選されたオリジナル素材や、海外のハイブランドが使用する日本製またはイタリア製のテキスタイルを採用し、モノトーンをベースにブルーやイエローなどのアクセントカラーが取り入れられた。
 
 デビューとなるカプセルコレクションでは、後ろ身頃にジッパーをあしらったショートブルゾン(8万9,000円)や、1枚の布で作られたサルエルパンツ(3万9,000円)、二重構造のシャツジャケット(5万9,000円)、オーバーサイズのレザージャケット(28万6,000円/すべて税別)など30型をラインナップ。サルエルパンツは、小篠弘子の絵画をプリントしたデザインも展開する。ターゲットは年齢で括らず「感度の高い女性」。3月14日から20日まで伊勢丹新宿店、4月4日から10日まで阪急うめだ本店にポップアップショップを出店した後、5月からヒロココシノ銀座店で発売する。
 
 小篠はアーカイブについて「流行から逸脱したものが多かったが、将来を見据えた作品づくりをしていかないと感動は生まれないという気持ちで作っていた」と振り返る。竹腰は、「小篠先生は今もファッションウイーク東京に参加されるなど前進し続けている。ディテールやカッティングなどこれまで蓄積されたアイデアをコレクションに反映した」と、新ブランドでは小篠への尊敬の念を込めたと話した。今後コレクションは年2回発表する計画。なお、同日開かれたトークショーでは、コシノ三姉妹を題材にしたNHK連続テレビ小説「カーネーション」のヒロイン・糸子の晩年を演じた夏木マリが同ブランドのアイテムを身にまとい登壇した。

 

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