滋賀のショッピングセンター「ピエリ守山」が、12月中旬にリニューアルオープンする。「Zara（ザラ）」や「Stradivarius（ストラディバリウス）」の出店が噂されていたが、今回正式に同ブランドに加え、「H&M（エイチ＆エム）」「Gap（ギャップ）」などの出店が決定した。

　「ピエリ守山」は、開業した当初は約200店舗の専門店が並ぶショッピングモールだったが、イオンモール草津の開業などを機に店舗の撤退が加速。2013年9月時点でテナント数は8店舗となり、ネットでは「生ける廃墟モール」や「明るい廃墟」と呼ばれ話題を集めていた。

　リニューアル後の店舗数は約150店舗で、「H＆M」「Zara」「Bershka（ベルシュカ）」「Stradivarius」「Gap」「Old Navy（オールド・ネイビー）」など外資系ファストファッションブランドの大型店舗を核に、国内外のアパレルや雑貨店舗、地元の食物販、飲食店舗などが出店する。琵琶湖湖岸というロケーションを生かし、「アウトドアライフ」をコンセプトにした体験型付帯施設を併設。リゾートの雰囲気の中、ショッピングを楽しめる新しいコンセプトの商業施設を目指すという。