ファッション誌「ViVi」の自民党コラボ企画が物議、シンボルマーク入りTシャツに意見も

 講談社のファッション誌「ヴィヴィ(ViVi)」がウェブで展開している自由民主党(以下、自民党)とのコラボレーション企画が物議を醸している。

ViViの特設ページ「わたしたちの時代がやってくる!権利平等、動物保護、文化共生。みんなはどんな世の中にしたい?」より

 同企画では「わたしたちの時代がやってくる!権利平等、動物保護、文化共生。みんなはどんな世の中にしたい?」と題し、ツイッター(Twitter)またはインスタグラム(Instagram)で「どんな世の中にしたいか」をハッシュタグ「#自民党2019」「#メッセージTシャツプレゼント」付きで投稿した人を対象に、ViVi公認インフルエンサー「ViVigirl」9人が考えたメッセージTシャツを進呈するというもの。特設ページでは、「Be Happy ハッピーに生きていける社会にしたい!」「Open Heart お年寄りや外国人に親切な国でありますように」「Be Real 社交辞令なんか辞めて、建前がない社会にしたい!」「Happy & Smile みんなが幸せで笑顔あふれる素敵な国に♡」といったViVigirlのメッセージをコメント付きで掲載している。
 
 同誌が6月10日にツイッター公式アカウントで同企画について投稿したツイートには、6月11日16時時点で1,700を超えるリプライが集まっているが、本来の企画趣旨である「どんな世の中にしたいか」という内容のコメントよりも、政党への意見や批判の方が目立っている状況だ。また「ファッション誌がある特定の政党を支持するなど前代未聞」「モデルのメッセージは自民党の政策とは真逆」「(Tシャツの配布が)公職選挙法的に許されるのか」など、ヴィヴィや企画内容そのものに対する懐疑的なコメントも多数寄せられている。メッセージTシャツのデザインについても、自民党のシンボルマークが左袖にプリントされていることから「自民党のロゴが入ったTシャツなんてダサすぎる」「若い世代の人が知らない間に自民の宣伝をしている事に使われるのではないか」といった内容の意見が相次いでいる。
 
 この話題を受けてか「音楽×アート×社会をひとつにつなぐ、カルチャーのショッピングモール」をテーマにしたフェスプロジェクト「The M/All」は、「#Themall2019」「#メッセージTシャツプレゼント」のハッシュタグを活用したSNSキャンペーンを展開。「みんなはどんな世の中にしたい?」というヴィヴィと同様のテーマで意見を募るカウンタースタイルの企画を打ち出し、該当ツイートは2,000以上リツイートされるなど注目を集めている。

 

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