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2017/07/06
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ブシュラ・ジャラール、「ランバン」を退任か

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Reuters
掲載日
2017/07/06

 「ランバン(Lanvin)」から、アーティスティックディレクターのブシュラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)が去るという。関係者筋がロイターに明かした。「ブシュラ・ジャラールのコレクションはあまり成功していなかった。退任は少し前から決まっていた」と同人物。

Bouchra Jarrar - Lanvin


 6月にもロイター紙が報じたが、ブシュラ・ジャラールのコレクションの売れ行きは芳しくなく、「ランバン」の業績は下がる一方だったという。
 
 ジャラールがウィメンズウェアのアーティスティックディレクターに就任してから、わずか15ヵ月だ。今年9月に予定されていた18年春夏コレクションは発表されないと関係者筋は話すが、同件については「ランバン」からもブシュラ・ジャラール側からもコメントが得られていない。

 前アーティスティックディレクターのアルベール・エルバス(Alber Elbaz)が退任して以来、2016年には売上高23%減の1億6200万ユーロ(約208億8400万円)、純損益は前年2015年の630万ユーロ(約8億1200万円)から1830万ユーロ(約23億6000万円)の純損失へと落ち込んでいた。2017年初めにはさらに激しく落ち込み、1-2月の売上高は前年同期比32%減となっている。LVMHの「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」や、ケリング(Kering)の「グッチ(Gucci)」など、中国人消費者によって持ち直しているラグジュアリーブランドとは正反対の傾向だ。
 
 「ランバン」の株式75%を所有する実業家、ワン・シャオラン(Shaw-Lan Wang)は、過去にカタール王室の会社から受けた買収提案を拒否している。一方、25%を所有するスイス人の実業家ラルフ・バルテル(Ralph Bartel)は、一刻も早く戦略を変更し、新しい投資によりブランド再編を図るべきだとの意向だ。
 

(2017年7月6日現在、1ユーロ=129円で換算)
 

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