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プラダ、ユネスコと海洋サステナビリティに関する教育プログラム実施

掲載日
today 2020/02/10
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  プラダ(Prada)グループは、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間海洋学委員会(IOC)と提携し、サステナビリティと循環経済に焦点を当てた教育プログラムを実施する。中等・高等学校に通う若い世代を啓発し、海洋と海洋資源に関する意識を高めることがねらいだ。

Image: Prada


 海洋とその重要性はもちろん、プラスチックごみを始めとする海洋汚染の問題や、ファッション分野における持続可能な生産への取り組みをテーマに、海洋の保護を促進していく。
 
 同プログラムは、ベルリン、メキシコシティ、ヨハネスブルグ、リスボン、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、パリ、上海、ヴェネチアといった世界10都市を対象に、今年2月から4カ月間にわたって行われる。各都市の高校教諭がオンライン上のセミナーにてサステナビリティに特化した教育モジュールの開発方法を学び、全4回の授業の最終回には生徒の参加も予定されているという。また、最終の授業では教師と生徒が海洋保全に関する啓発キャンペーンを企画するが、その中から選ばれた優秀作品はユネスコIOCの活動の一つとして発表され、pradagroup.comなどでも公開予定だ。

 すでに「プラダ」はサステナブルなアプローチとして、漁網や繊維廃棄物などから作られたリサイクルナイロン「Econyl®」を用いたカプセルコレクション、「Re-Nylon」をローンチしており、その売上の一部は今回のプロジェクトの資金としてIOCに寄付される。
 
 「文化と教育の推進は、プラダ・グループのサステナビリティの戦略の重要な一部です。ユネスコとの提携はこの方針に沿ったもので、世界中の学生と直接交流する手段を生み出します。革新的な製品開発と持続可能な素材に対する取り組みが、海洋に対する意識向上プロジェクトの誕生につながったことを誇りに思います」とプラダのマーケティング&コミュニケーション部門の責任者を務めるロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)。
 
 IOCのウラジミール・リャビーニン(Vladimir Ryabinin)事務局長兼ユネスコ事務局長補も、「海洋が直面している課題は地球規模のもの、すなわち一つの国や組織だけでは解決しきれないものです。海洋を利用するだけでなく、その保護や保全にも資する持続可能な海洋経済を実現するためには、科学者と意思決定者、そして民間セクターを巻き込んだパートナーシップが欠かせません。私たちはプラダ・グループとともに、この分野に世界中の学生をひきつけ、若いエネルギーと創造性を海洋リテラシーの高い社会へ舵を切るための原動力に転換したいと考えています」と述べている。
 
 海洋汚染の中でもプラスチックごみは特に深刻な問題で、国際連合環境計画(UNEP)によると、毎年1300万トンものプラスチックが海洋に流れ込んでいるという。
 
 プラダは、2021年までに使用するすべてのバージンナイロンを再生ナイロンに切り替えることを目標に掲げている。

 

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