ホワイトマウンテニアリングのパリコレで初のウィメンズ同時発表、adidas Originals新作も＜17年春夏＞

　相澤陽介が手がける「ホワイトマウンテニアリング（White Mountaineering）」が、パリのメンズファッションウィークで開催した2017年春夏コレクションのショーで、初めてメンズとウィメンズを混合で発表した。後半は3シーズン目となる「アディダス オリジナルス（Adidas Originals）」協業コレクションの新作が登場している。

 　パリで2回目のランウェイショーとなる「ホワイトマウンテニアリング」2017年春夏コレクションのテーマは「Ocean Color」。海洋冒険小説から着想し、Navy（海軍）やMarine（海兵隊）をイメージしたカラーやディテールがベースになった。オリジナルのテキスタイルは、写実的な植物柄やカラフルなカモフラージュがアースカラーに織り交ざり、シルエットはアクティブかつリラックス。様々なバリエーションやシーンを提案するために差し込んだというウィメンズは、テキスタイルを活かしリゾート感のあるデザインが特徴となっている。ウィメンズはこれまでどおり国内のみの展開だが、将来的にはメンズと同様に海外展開も視野に入れているという。シューズでは「Adidas Originals」とコラボレーションしているほか、「UGG」とコラボレーションしたエスパドリーユはコレクションに先行して7月9日から販売を開始する。
 
　後半の18ルックは「Adidas Originals by White Mountaineering」の新作で、フード付きトラックトップやウィンドブレーカーなどクラシックスタイルを再解釈。都会の中の"アーバンノマド"から着想し、アイコン的なスリーストライプスをボーダーやV型、W型など様々にアレンジした。ブラックやネイビーをベースにレッドが差し込まれ、シューズでは新作スニーカー「NMD R2」と「EQT Support Future」が発表された。世界の「アディダス オリジナルス」旗艦店や限られた店舗で2017年1月から順次販売を開始する。