ミラノ ファッションウィーク開幕、大手のカムバックと若手の参戦で盛り上がるシーズンに

 ミラノ ファッションウィークが2月19日~25日の期間開催される。合計173のコレクションと60のショーが公式日程で発表される予定で、大手ブランドと新規参加の若手がバランス良く揃った顔ぶれとなっている。他にも、様々なイベントはもちろん85のプレゼンテーションを控え、盛況なファッションウィークとなりそうだ。

Moschino SS 2019 - © PixelFormula

  初日の夜には「ベネトン(Benetton)」がミラノ初のランウェイショーを開催し、ジャン=シャルル・ドゥ・カステルバジャック(Jean-Charles de Castelbajac)とのデビューコレクションを披露する。その翌日からも、パリから戻ってきた「グッチ(Gucci)」や、ミラノのショーはやはりこれが初めてとなる「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)」といったメゾンに注目が集まっている。
 
 「モンクレール(Moncler)」は「モンクレール ジーニアス(Moncler Genius)」の新シリーズローンチイベントを企画しており、ミラノ中央駅の広大な車庫スペースを会場に選んだ。


ダニエル・リーの「ボッテガ・ヴェネタ」に注目

 もう一つ期待されているショーといえば、ダニエル・リー(Daniel Lee)のデビューコレクションを発表する「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」だろう。17年間デザイナーを務めたトーマス・マイヤー(Thomas Maier)の後任に抜擢されたリーによるランウェイは、"平和の門"(Arco della Pace)の前に設けられたテントで行われる予定だ。
 
 「プラダ(Prada)」、「フェンディ(Fendi)」、「モスキーノ(Moschino)」、「ヴェルサーチェ(Versace)」、「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」、「サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」といったミラノ常連はもちろん、若手ブランドの新規参加も目立つ。2014年にボローニャ出身のデザイナーが立ち上げた「マルコ・ランバルディ(Marco Rambaldi)」は、イタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)(以下、CNMI)による「Next Generation」賞にも選ばれている。
 
 また、キプロス出身のMayo Loizouとポーランド出身のLeszek Chmielewskiのデュオが手掛ける「Marios」や、ポルトガル・リスボンからは「Alexandra Moura」も見逃せない。

alexandramoura.com

 一方で今シーズン欠席するのは7組で、創業者が先シーズンで去り後任が決まっていない「エリカ・カヴァリーニ(Erika Cavallini)」をはじめ、「Daizy Shely」も今シーズンはランウェイをパスする。
 
 そして先シーズンにハイエンドラインを発表した「フィラ(Fila)」に関しては、ショーの代わりにイベントでの参加を予定しているという。また、「A.F. ヴァンデヴォルスト(A.F. Vandevorst)」はミラノを去り、「フィリップ・プレイン(Philipp Plein)」はニューヨークへ移動したことで不在に。
 
 2017年にエコファションアワード「グリーンカーペット(Green Carpet)」を受賞した「ティツィアーノ・ガルディーニ(Tiziano Guardini)」はショーからプレゼンテーション形式に切り替えるが、翌年2018年の勝者「ジルベルト・カルツォラーリ(Gilberto Calzolari)」はアーティスティックパフォーマンスでコレクションを発表する。「レ・コパン(Les Copains)」も今シーズンは"ファッションインスタレーション"で参加。
 
 非公式の"オフ"日程でも、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」や「Maryling」、「Elisabetta Franchi」といったメゾンのコレクションや、「Fashion Haining」プロジェクトによる中国発「Zlfzss」のランウェイ、展示会「TheOneMilano」がセレクトしたファーの合同ショーなど充実したプログラムが予定されている。

 

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