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ミラノ ファッションウィーク:注目の若手「ブロニャーノ」

掲載日
today 2017/09/25
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 ミラノ ファッションウィークでランウェイデビューを果たした「ブロニャーノ(Brognano)」。2015年春にブランドを立ち上げた二コラ・ブロニャーノ(Nicola Brognano)は、独自の視点だけでなく、それを適切に表現する術を持っていることを見事に示してみせた。ショーでは、洗練されたコンテンポラリーシックを披露。

Nicola Brognano SS18 - Brognano


 チュールを幾重にも重ねてケープのように仕上げたトップスには、光沢のあるパンツをスタイリング。また、シアーなシルクモスリンのミニドレスの袖は、イエローのフェザーを詰めて膨らみを出し、パワーショルダーのシルエットに仕上げた。そしてタブリエ風ドレスには、一面に手刺繍を施している。
 
 今シーズンの「ブロニャーノ」のコレクションは注目に値するもので、クチュールの要素や洗練されたディテールが、よりカジュアルなアイテムと見事に合わさって、調和のとれたワードローブを提案していた。クラシックなメンズシャツの裾を伸ばしたようなロングドレスには、バックにたっぷりとラッフルが。イブニング向けのビスチェドレスは、しかしシンプルなTシャツをベースにネオンカラーやブラックのチュールをあしらったものだ。

 「母がウェディングドレスのアトリエをやっていたんだ。子供の頃から、デッサンをしたり服を作ったりして遊んでいたね。これが僕の生き甲斐だし、ファッションがなかったらすることが無くなってしまうよ!」とバックステージで語った二コラ・ブロニャーノ。
 
 インスティテュート・マランゴーニ(Istituto Marangoni)を卒業後、「ジャンヴァティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)」でプレタポルテとオートクチュールの両ラインで経験を積んだほか、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」でも腕を磨いた。

Brognano


 「ブロニャーノ」は「インターナショナル・ウールマーク・プライズ(International Woolmark Prize)」のファイナリストにノミネートされ、イタリアの若手コンテスト「フー・イズ・オン・ネクスト(Who Is On Next ?)」2016年で優勝。現在世界で80店舗ほどと取引があり、うち40%がイタリア国内、そして国外では、フランスの「ル・ボン・マルシェ(Le Bon Marché)」百貨店をはじめ、ロシア、中東、中国、そして日本でも販売している。
 
 ショールーム「リカルド・グラッシ(Riccardo Grassi)」が販売を手掛け、イタリア中部のL-Lab社がライセンス生産を行っている。
 
 「ハイエンドコンテンポラリーというブランドの位置づけを確固たるものにし、厳選した店舗を通じて販売網を確立させていくことが当面の目的だ」とL-Labのルカ・ベルトリーニ(Luca Bertolini)社長。

 

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