ミラノ メンズ暫定スケジュール、「プラダ」が初の欠席

 6月14日~17日に開催されるミラノ メンズファッションウィークの暫定スケジュールが発表された。ミラノ常連だった「プラダ」は、ミラノ・上海姉妹都市40周年を記念して6月6日に中国・上海にてメンズランウェイを披露するため、初めての欠席となる。しかし、コレクション自体はミラノのショールームで発表されるほか、14日夜には音楽イベントをプラダ財団で開催する予定だ。

Giorgio Armani - © PixelFormula
 
  「ヌメロヴェントゥーノ(N°21)」もメンズ期間はスキップし、9月にメンズ・ウィメンズ混合のショーを行う。「エムエスジーエム(MSGM)」は10周年を記念してフィレンツェの「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」で6月13日にショーを開催するため、やはり今季は不在。
 
 しかし一方で大手のカムバックや新規参加は目立つ。ここ5シーズンほどメンズのランウェイからは遠ざかっていた「エトロ(Etro)」を筆頭に、前回は非公式の"オフ"日程でショーを行っていた「フィリップ・プレイン(Phlilipp Plein)」、ニューヨークで発表していた「パームエンジェルス(Palm Angels)」などが復帰組として名を連ねている。
 
 イタリアのメンズウェア市場は停滞を見せており、今年1~3月の伸び率はわずか0.2%にとどまった。ちなみに2008年から10年間の平均成長率は3%だった。「イタリア製メンズウェアは国外で非常に好調で、アパレル輸出総額のうち39%を占めている。特にヨーロッパ以外の国ではメンズがウィメンズを上回り、構成比55%と比重が非常に大きい」とイタリアファッション協会(CNMI)のカルロ・カパサ(Carlo Capasa)会長。

Miguel Vieira - miguelvieira.pt

 新規参加組では、韓国のストリートブランド「Youser」、スペイン発「David Catalan」、ジェンダーレスなイタリアンブランド「Edithmarcel」といった顔ぶれが揃う。
 
 さらに、1988年にブランドを立ち上げたベテランのポルトガル人デザイナー、Miguel Vieiraも今回初めて公式スケジュールでショーを行う。その他、「Fay」や「Rolf Ekroth & Terenit」、「Brett Johnson」などが公式プレゼンテーションデビューを果たす。
 
 今季のミラノ メンズファッションウィークでは公式日程で合計25のショーが予定されているが、昨年より2ブランド減少している。初日に注目すべきは「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)」のランウェイと「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」のプレゼンテーションだろう。翌日には「エンポリオ アルマーニ(Emporio Armani)」が「アルマーニ テアトロ(Armani/Teatro)」が、そして最終日にはメインの「ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)」が18年ぶりのボルゴノーヴォ通りのオフィスでショーを開催する。
 
 ショー以外にも、イタリアのファッション専門学校から選ばれた生徒が作品を発表する「Milano Moda Graduate」といったイベントが予定されている。レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)率いる審査員団が選んだ8名のほか、「YKK」による11名のファイナリストがファスナーを使ったクリエーションを披露する。
 
 「CNMI Camera Club」では「M1192」や「Magliano」、「United Standard」、「Vitelli」などファッションウィークに参加する若手ブランドによるテーマに沿った作品がインスタレーション形式で展示される。他に「グッチ(Gucci)」によるカルチャープログラムにも注目が集まり、最終日夜のパーティーでファッションウィークが幕を閉じる予定だ。

 

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