掲載日
2017/07/27
2017/07/27
モンクレール、上半期は大幅な増益 八木通商との合弁契約も更新
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2017/07/27
2017/07/27
モンクレール(Moncler)の17年上半期決算は、純利益が前年同期比25%増の4180万ユーロ(約54億4800万円)と大幅な伸びを見せた。粗利益率は10.3%。売上高は18%増(恒常為替レートで17%増)の4億760万ユーロ(約531億2100万円)だった。
EBITDAは24%増で9700万ユーロ(約126億4200万円)を記録、EBITDAマージンは23.8%となった。
「上場以来、14四半期連続で2桁台の増収を記録している」とレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)CEO。第2四半期に関しても、20%の成長を見せた。
第1四半期に続いて好調な業績を維持した同グループ。上半期は、イタリアを除くヨーロッパ諸国の売上高が20%増(恒常為替レートで24%増)の1億2740万ユーロ(約166億400万円)、イタリアが7%増となった。
また、アジアでも引き続き好調に推移、特に中国、韓国、日本がけん引し、売上高は19%増の1億5960万ユーロ(約208億円)だった。
日本市場に関しては、八木通商との契約を5年更新し、2023年まで延長することも発表された。八木通商とは、2008年にモンクレールジャパン(Moncler Japan)を立ち上げている。モンクレールの出資比率は51%。
全世界で191店舗展開する直営店の売上高は前年同期比21%増で、対する46店舗のショップインショップに関しても8%の増収となった。卸売事業の売上も14%伸びている。
(2017年7月27日現在、1ユーロ=130円で換算)
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