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ユナイテッドアローズ、アダストリア、ユニクロの4月売上は6割減 EC好調も店舗売上の減少分を補えず

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fashionsnap
掲載日
2020/05/07
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 ユナイテッドアローズ、アダストリア、ファーストリテイリングの3社が4月の売上(単月)を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う店舗の臨時休業や時短営業の影響から、売上は前年同月比で約6割減と先月よりも減少幅が拡大。各社はECでセールや送料無料の施策を打ち出し購入を促したものの、店頭売上の減少分を補うことはできなかった。

Uniqlo Tokyo


 ユナイテッドアローズは新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、段階的に休業店舗を拡大。アウトレット1店舗を除く全店舗が4月末までに臨時休業に入ったことで、既存店の売上は前年同月比91.4%減と大きく落ち込んだ。自社のオンラインストアで実施した送料無料キャンペーンや15%値下げのセールが奏功し、ECの売上は前年同月から25%増加したものの、既存店とECの合計売上は62.4%減となった。

 ファーストリテイリングが展開する「ユニクロ(Uniqlo)」では、既存店とECを合わせた売上は前年同月比56.5%減。売上規模の大きい都心店を中心に最大で299店舗の短縮営業と311店舗の臨時休業が影響し、既存店の客数は60.6%減少した。

 アダストリアでは4月8日から国内の約半数の実店舗が休業に入り、最終週までに国内の全店舗が休業したことで既存店の売上高は前年同月比67.8%減となった。一方で、一部商品を対象にした10%オフのセールなどの施策を実施したECの売上は約20%増加。アイテム別では長袖カットソーやパンツ、トートバッグ、アルコールミストが好調だったという。

 3社を含む大手アパレルメーカーは商業施設に複数の店舗を構えているが、ほとんどの商業施設は臨時休業を継続。5月6日までとされていた緊急事態宣言は31日まで延長され、今月の売上にも新型コロナウイルスが影響することは避けられなさそうだ。
 

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