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2016/02/19
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ユニクロが始めた「セミオーダー感覚」が好調、その仕組みは

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fashionsnap
掲載日
2016/02/19

 ユニクロが昨年夏から開始したセミオーダー感覚商品の取り組みが好評だ。販売計画を上回る売れ行きだといい、2月22日からはジャケットの取り扱い店舗を現在の10店から全国118店に大幅拡大。シャツで最短翌日、ジャケットで最短7日のスピード配送とユニクロならではのコストパフォーマンスが最大の魅力だ。

ユニクロが始めた「セミオーダー感覚」が好調、その仕組みは


 ユニクロでは、新しいかたちのセミオーダーとして、1183通りのシャツと2112通りのジャケットのすべてをEC倉庫にストックし、そこから注文品をピックアップすることでスピード配送を実現。生地は日本ならば通年で対応できる「スーパー110's ウール」、デザインも流行に左右されないベーシックなものにすることで、値下げロスや在庫リスクを抑えている。

 今後展開店舗を大幅に増やすジャケットの場合、購入までのステップは4段階で、まずは取り扱い店舗の専門コーナーで9サイズを試着後、スーツ販売の教育を受けたスタッフが採寸。身幅・着丈のサイズはレギュラーフィットとスリムフィットの合計64パターンから選べ、袖丈は1センチ単位で10センチまで調整できる。スタッフから受け取った採寸カードをもとにオンラインストアでオーダーすると自宅に配送されてくる。支払いはオンラインストア以外に店頭でも可能。サイズがフィットしなかった場合は、返品交換に対応し、サイズの測り直しも行う。価格は14,900円で、同素材のパンツを組み合わせればスーツスタイルにもなる。

 カジュアルウェアを得意とするユニクロがセミオーダー感覚の商品を展開した背景について、ユニクロ執行役員の勝田幸宏氏は「着る人が個性をつくる『Life Wear』を謳いながら、従来のようなS・M・Lといった大まかなサイズ展開だけでは、特にメンズ商品のフィッティングに限界を感じた」とコメント。「肩の縫製が一番難しくチャレンジングだった」と量産化の苦労を明かし、今後の展開拡大に向けて「クオリティのコントロールに目を光らせ、より良くしていく」と意欲を見せた。なお、ユニクロの調査では、セミオーダー風シャツ購入者の約8割がリピート買いを希望しているという。

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