ユニクロ柳井会長/「我々は情報製造小売業。アマゾン、ゾゾはモール」

 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は10月9日、アマゾンやゾゾタウンに対する自社の優位性について、「我々は情報製造小売業だが、アマゾン、ゾゾはモールだ。彼らに、製造能力、あるいは商品を企画する能力、お客様の嗜好を体感的に感じる能力があるとは思えない」と語った。

柳井会長兼社長

 同日、東京・有明の有明倉庫で開いた物流倉庫見学会で、報道陣の質問に答えた。
 
 「お客様が要望する商品を、大量に世界中で、最適な生産地と最適な市場を合わせて、それを物流させていく。我々は服を売っている。服に関する知見、資源、本当にいい商品を作っていくことが我々の強みだと思う」と述べた。
 
 一方で、弱みについては「ECは後発で、顧客接点の店舗の部分では知っているかもしれないが、顧客接点のECの部分はもっと知る必要がある。将来的には、顧客情報=商品情報になってくると思うので、その時の分析力・理解力、そういった意味で、世界中の人々にそれを提供しようと思ったらAIとかビックデータが必要になる」と語った。
 
 また、「多分、そういったところの勝負と現実のオペレーションを回していくという2つの勝負になると思うので、決して、アマゾンとかゾゾタウンのようなところが、全部、アパレルの市場を取るとは思っていないし、むしろ我々の方の企画・製造・販売、市場調査まで全部できるところの方が強いんじゃないかなと考えている」と述べた。
 
 ゾゾスーツに対しての感想は、「ノーコメントにさせていただきたい。でも、あんな難しいことをせずとも、きっちり採寸できる仕組みは世界中にたくさんある。その中で最適なパートナーと組んでやれれば、すぐにでも私はできると思っている。センサー、カメラ、スマートフォンをミックスした方法になると思う」とコメントした。
 


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