ユニリーバ、不調なマーケットに苦しむ

 家庭用品大手「ユニリーバ(Unilever)」が7月23日に発表した上半期(1月-6月)決算発表では、純利益が減少した。需要が少なく売上が停滞している「厳しいマーケット」が原因だという。

上半期、ユニリーバの純利益は減少 - Foto: Unilever

 同社のレポートによると、1月-6月期の純利益は26億6000万ユーロ(約3 606億6400万円)だった。
 
 一方で、売上高は前年同期比12%増の270億ユーロ(約3兆6600億円)となったが、為替の影響を除くと伸び率はわずか1.8%に過ぎない。
 
 既存店ベースでの増収率は2.9%で、販売量は1.1%増、価格は1.7%増。
 
 ブルームバーグ(Bloomberg)の調査によると、アナリストは増収率2.5%と予想しており、今回はそれを上回る結果となった。
 
 「消費者からの需要が低く、売行きも停滞している」と同社。
 
 「新興国マーケットでの伸び率はあまり目立たないが、欧州と北アメリカでの増収は見逃せない」。
 
 1930年創業の「ユニリーバ」は、スープの「クノール(Knorr)」や紅茶の「リプトン(Lipton)」、トイレタリーブランドの「ダヴ(Dove)」など、多くの有名製品を扱う。世界の従業員総数は17万3000人以上にもなるという。
 
 「翌年には販売量を更に伸ばし、市場でのシェアを拡大して、営業利益を向上していく」と同社は付け足した。


 
(2015年7月24日現在、1ユーロ=136円で換算)
 

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