ラルフ・ローレン、元H&Mの人材を幹部に

by

Olivier Guyot

掲載日
2016/05/16

　6月7日に戦略計画を発表予定のラルフ・ローレン（Ralph Lauren）。昨年就任したばかりのステファン・ラーソン（Stefan Larsson）はアプローチの見直しを進めるとしているが、幹部の人事についても幾つか変動が見られる。

　自身もH&Mでの経験があるラーソンCEOは、同グループ出身の２名を新しく幹部職に迎え入れることを発表したばかりだ。Fredrik Hjalmers氏は、4月からグローバル展開・事業拡大チーフ（Head of global expansion and business development）として就任。以前は、2009年からH&Mグループにてトルコおよび新興国市場開発に携わり、最近では日本のマーケットも担当していた。
 
　また、H&Mで生産・ソーシングの専門家としてのキャリアを積んだHalide Alagöz氏は、6月からラルフ・ローレン社でソーシング・生産（Head of global manufacturing and sourcing）の指揮を執る。

　H&M以外からも、コミュニケーション・広報責任者のKate Bartle氏なども新たに加わった。
 
　今後も数ヶ月に渡って、新しい戦略に応じて人事を強化していくとしている。