ルイ・ヴィトン、中国・淘宝網と偽ブランド品対策で合意

 「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」は10月11日、中国最大のショッピングサイト淘宝網(タオバオ)と偽ブランド品対策に取り組むことで合意したと発表した。「ルイ・ヴィトン」が発表した声明によると、淘宝網は同ブランドと協力し、疑わしい商品の販売を禁止するなど「積極的かつ予防的な措置」を通じて偽ブランド品の販売行為を監視していくという。


淘宝網で販売されている「Louis Vuitton」のバッグ


 淘宝網が特定のブランドとの直接協力により偽ブランド品を取り締まるのは、今回が初めて。「ルイ・ヴィトン」の知的所有権グローバルディレクターを務めるValérie Sonnier(ヴァレリー・ソニエ)は、「今回の合意は当社にとって極めて重要な取り組みとなる。オンライン、オフラインを問わず、偽ブランド品の製造、輸送、販売の撲滅につながるはずだ」とコメントしている。

 欧州連合の統計によると、欧州域内で押収された偽ブランド品の80%は中国から輸入されたものだという。

 10年前にオープンした淘宝網の登録ユーザー数は5億人を超え、出品数は8億点以上。Alexa(アレクサ)のアクセス数ランキングでは、淘宝網は上位20位にランクインしている。

 一方、淘宝の親会社であるAlibaba(アリババ)グループも今年8月、国際模倣対策連合(IACC)との協定に署名し、偽ブランド品規制に取り組んでいる。

 米コンサルティング会社McKinsey & Company(マッキンゼー・アンド・カンパニー)は、中国におけるオンライン売上高は2020年までに年間4200億〜6500億ドル(約41兆1600億〜63兆7000億)に達し、世界最大の市場になると予測している。

 また、香港メディアが10月10日に報じたところによると、「ルイ・ヴィトン」は、商標を侵害しているとして香港そごう百貨店を提訴した。同ブランドの商品画像を使用した広告などの破棄、損害賠償などを求めているという。

(2013年10月15日現在、1米ドル=98円で換算)

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