2018/06/11
ロンドン メンズ:初参加の「アイスバーグ」で開幕
2018/06/11
ロンドン ファッションウィーク メンズ初日は、初参加したイタリア発ブランド「アイスバーグ(Iceberg)」のショーで幕を開けた。ジルマール(Gilmar)参加の老舗ブランド「アイスバーグ」は、通常ミラノでコレクションを発表している。今回は初めてロンドンに会場を移し、アーティスティックディレクターのジェームズ・ロング(James Long)によるカラフルなスポーツアイテムがトラファルガー広場で披露された。

「家に帰って来た気分だよ。ここにいると家族に囲まれていると感じる。19年春夏コレクションでは、メゾンに特有のポップな要素とブリティッシュなスピリットを組み合わせた」とデザイナー。ビッグサイズのスウェットやブルゾンは、確かにバッドボーイなストリート感を漂わせる。
ブランドロゴをあしらったTシャツやニットは、ジップのジョガーパンツやスポーティーなナイロンパンツ、ジャージー、バミューダなどとスタイリング。サッカーユニフォーム風のトップスやフーディなど、トレンドのスポーティークールなスタイルを取り入れていた。
特にモトクロスとF1にインスパイアされたという今回のコレクション。「アイスバーグ」も、かつてはカーレースのグランプリでスポンサーを務めていた。ビッグストライプのプルオーバーの肩など、チェッカーフラッグのモチーフは様々なアイテムにあしらわれている。また、反射ベストを思わせるネオンイエローのロゴバンドも目についた。
他に、レッド、ターコイズ、イエロー、オレンジといったビビッドなカラーで、スヌーピーとチャーリーブラウンのプリントをあしらったアイテムには文字通り「ポップ」な要素も。スニーカーのシューレースも、ビニールのバッグと呼応したカラフルなものだった。
ウィメンズのプレコレクションも数ルック披露されたが、トランスパレントなヒールブーティや、マイクロミニのドレスにミニスカート、クロップトップといったアイテムが登場した。
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