ロンハーマンがものづくりでアフリカの人々を支援　三井物産が手掛けるプラットフォームに参画

　「ロンハーマン（Ron Herman)」が、三井物産が手掛ける「ファーマーズ 360℃ リンク（farmers 360°link）」に参画し、オリジナルレーベルの「8100」から全6型のウィメンズアイテムを4月1日に発売する。ロンハーマン各店舗とオンラインストアで取り扱う。

　ファーマーズ 360℃ リンクは、ファッションを通じて生産者と消費者を結び、消費体験を提供するプラットフォーム。ブロックチェーン技術を活用し、単なる原産地証明に留まらず、商品の購入者はコットンをつくったアフリカの人々を様々なプログラムを通して応援することができる。ロンハーマンは2025年までにオリジナル商品のコットンのサステナブル比率を100%にする目標を掲げており、その取り組みの一環として参画したという。

　アイテム第1弾では、アフリカのサンビア中央州に住む契約農家100人が育て、2022年春に収穫された綿花を使用。トレーサビリティに配慮した上で日本に輸出し、ロンハーマンの工場で紡績した。天竺のスウェットプルオーバー（2万3100円）、スウェットパンツ（2万5300円）、セットアップで着用できるパイル生地の半袖Tシャツ（1万4300円）とパンツ（2万3100円）、無地とボーダー柄のTシャツ2型（各1万4300円／いずれも税込）をラインナップする。

　各アイテムのタグにはQRコードが付属し、アプリを通じて生産者の農家への応援方法を選択することができる。第1弾では、「綿花の生産量を上げるための肥料を支援」「未来を担う 子どもたちのための食事を支援」「インフラを支えるためのソーラーパネルを支援」の3種類を用意する予定だ。

■ロンハーマン：公式オンラインストア