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掲載日
2016/03/15
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三宅一生、仏レジオンドヌール勲章受章
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2016/03/15
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ファッションデザイナーの三宅一生氏が、フランスのレジオンドヌール勲章のコマンドゥール(勲三等)を受章した。同氏約45年間の仕事を紹介する展覧会「Miyake Issey展: 三宅一生の仕事」の開会に伴い、ジャック・ラング(Jack Lang)元文化相から授与された。
「驚いております。僕には身に余る章かもしれません」と話した三宅氏は、フランス語でも幾つか感謝の言葉を述べた。
ジャック・ラング氏は、「彫刻的なのに動きのある」三宅氏の作品を称え、「謙虚で秘密主義」のデザイナーが世界に開かれたことに敬意を示した。
ラング氏は三宅氏の被爆体験と広島への旅についても触れ、「彼の作品が持つ光は、あの悲劇を体験した痛みの中に源があるのでは」ともコメント。旧い友人である建築家、安藤忠雄氏も姿を見せた。
三宅一生氏はパリの様々なオートクチュールアトリエで経験を積んだ後、1970年に自身のスタジオを立ち上げ、73年に初のコレクションをパリで披露した。伝統技術と最新のテクノロジーを合わせ、心地良い衣服を探求してきた同氏は、特に “A Piece Of Cloth(一枚の布) ”でできた「A-POC」のコンセプトで有名になった。
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