世界3都市を結ぶ「PR01.ショールーム」パリ初開催の課題と成果は?

 アッシュ・ペー・フランスの「PR01.ショールーム」が、パリファッションウイーク中の9月29日~10月6日、初めての期間限定ショールームをヴォージュ広場に面した会場で開いた。2回目となったNYに続き、パリでの開催によって、東京・パリ・NYの3都市を結ぶプラットフォームが確立した形だ。

世界3都市を結ぶ「PR01.ショールーム」パリ初開催

 9月のNYでは70件以上の商談が行われ、パリでの発注を約束する有力店舗の来場もあり、各地での開催が相乗効果として現れているという。またNYコレクション参加ブランドの「A Détacher(ア・デタッシェ)」がNYの同ショールームに参加したことも有力店を来場させる起爆剤となった。 パリでは約30件の商談が予定されており、欧州を中心に香港や中国などのアドバンストコンテンポラリーゾーンに位置する店に販売していく。

 価格設定は、FOBベースで東京のユーロとドル、NY・ドル、パリ・ユーロの4つを提示し、それぞれの国々にとって最適な価格を選んでもらうという。 参加ブランドはウェア6、アクセサリー11の計17ブランドで、「Yasutoshi Ezumi」「Ujoh」 「SHIGA」「SHIROMA」「Atsushi Nakashima」「Jun Okamoto」「my panda」「e.m.a」「Chikako Yajima」「MAYU」「Rawje」「somnium」など。 岩城大典PR01.副本部長・営業統括部長によれば、パリでは「ヤストシエズミ」や「ウジョー」が反応良く、特にエズミは、ハーベイ・ニコルズ香港での消化率がわずか1ヶ月半で40%を超えるなどの報告が入ってきて勢いづいているそうだ。

 一方で岩城氏は、パリにおけるトレードショーとショールームの関係について「NYには世界中のバイヤーが来る訳ではないので、やはりパリの重要性を感じている。しかしパリではトレードショー(合同展示会)に行かなくなっているバイヤーもいるため、特別感のあるショールームにしていかなければ」と課題を挙げた。 NYからスタートし、パリ、東京とサーキットすることで、世界中のバイヤーと繋がるプラットフォームの完成形を目指している。

(文・写真:アナログフィルター「Journal Cubocci」編集長 久保雅裕)

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