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掲載日
2020/06/10
2020/06/10
京都「新風館」2ヶ月遅れの開業へ 「穏やかなスロースタート切る」
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2020/06/10
2020/06/10
2016年3月に再開発のため閉館した京都の新生「新風館」の内部が公開された。アジア初進出の「エースホテル」をはじめとする20店舗を揃え、新型コロナウイルスの影響で予定よりも2ヶ月遅れてのリニューアルオープン。ウイルス対策を万全に整え、旧館を知る地域住民へのアプローチを中心に「穏やかなスロースタートを切る」(NTT都市開発 渡辺修五氏)という。
「新風館」は、京都市の繁華街である河原町を北上した烏丸御池エリアに立地。従来はオフィス街として位置付けられてきたこのエリアは2001年からNTT都市開発が再開発を進めており、2016年の一時閉館前は「ビームス(Beams)」など30店舗を展開。地域住民を中心に15年にわたって親しまれていた。
約4年の時を経て蘇る「新風館」は、ホテル、商業店舗、映画館から構成。建築デザインは隈研吾が担当し、既存の歴史的建築物を生かしつつ、京都の和の伝統を引き継ぐ木組みを新たに取り入れた。各エントランスは路地のように連なり館内中央の中庭へと繋がっており、中庭には名和晃平による滴(しずく)をイメージしたオブジェが佇む。
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