伊マルコリン、アジアでの展開を強化

 イタリアのアイウェアメーカー、マルコリン(Marcolin)グループがアジア・太平洋地域での展開を強化するという。同グループは投資ファンドPaiが所有しており、最近ではLVMHと合弁してティリオス(Thelios)を設立した。新たにアジア向けの物流プラットフォームを設置するほか、現地の組織体制も刷新している。
Marcolin

 近年、アジアにおけるアイウェア市場拡大を受け、マルコリングループは昨年末から香港にあるAPAC支社のチームを強化してきた。また、デザインや商品企画、マーケティング、営業、カスタマーサービスといった点にも重点を置く。
 
 特に香港では現地のアイウェア市場に対応した専門部署を立ち上げ、マルコリンのアジア本社新社屋に設置した。
 
 「イタリア本社と香港にある現地支社の連携により、グループ傘下のブランドでアジア市場の需要に特化した商品を企画・販売することができるだろう。韓国、日本、東南アジアといった市場の消費者のニーズに応えるのが目的だ」とグループ。
 
 現地の提携先とも引き続き取引を続けていくとしており、7月にはアジアにおけるファッション・ラグジュアリーに特化した物流企業とも手を組んだ。
 
 日本ではビジョナイズ(Visionize)が国内総代理店を担ってきたが、「メガネスーパー」を中核事業とするビジョナリーホールディングスが今年7月に同社の全株式を取得し、子会社化した。ビジョナイズはマルコリングループのほか、ティリオスが展開する「セリーヌ(Celine)」などのアイウェアの販売も手掛けている。
 
 マルコリンの2017年度連結売上高は4億6900万ユーロ(約607億1600万円)。「トム・フォード(Tom Ford)」、「モンクレール(Moncler)」、「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)」、「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」、「トッズ(Tod’s)」、「ゲス(Guess)」、「ディースクエアード(Dsquared2)」といったブランドのアイウェアのライセンスを所有する。
 

(2018年11月6日現在、1ユーロ=129円で換算)
 

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