伊勢丹メンズ館が改装、ストリートブランドの拡充やカルチャースペース新設で若年層の顧客獲得へ

 伊勢丹新宿本店メンズ館のリモデルの主軸となる2階フロアの詳細が明らかになった。若手ブランドやストリート、ヒップホップのテイストを持つブランドを豊富に揃えるほか、アート作品の展示販売スペースの「アートアップ」と、音楽やカルチャーの発信を担う「パビリオン」の2つのスペースを新設し、20代後半の顧客を取り込む。

パビリオンで取り扱うアイテム例 - Image: Fashionsnap.com

 伊勢丹新宿本店は、三越伊勢丹グループの3ヶ年計画の中で掲げる「事業構造の転換(トランスフォーメーション)」の一環として、今年9月から段階的に館内のリモデルを行っている。メンズ館についてはカジュアルフロアの再編がリモデルの大きな目的の一つになっており、国内外のモードブランドから新進デザイナーズブランドまで集積する2階「インターナショナル クリエーターズ」はリモデルの主軸となるフロアと位置付けられている。
 
 2階では新たに「フミト ガンリュウ(Fumito Ganryu)」や「アマチ(Amachi.)」といった日本の若手ブランドを取り扱う。さらにこれまで3階で取り扱っていたメゾンブランドの一部を2階で販売することで、価格帯の幅を広げるという。リモデル後も継続して展開される「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」や「トーガ(Toga)」「ミハラヤスヒロ(Mihara Yasuhiro)」からは、リニューアルを記念してアーカイブがベースの別注アイテムが販売される。
 
 新設スペースのアートアップでは、様々なアーティストが制作したアートピースを期間毎に展示販売するアートウォールを設置するほか、植物なども取り扱う。パビリオンでは「ヘロン・プレストン(Heron Preston)」の日本初の直営店がオープン。日本初上陸となる「インソムニアック(Insomniac)」など各国の新鋭ブランドも揃える。また同エリア内で、ブランドおよびデザイナーと親和性の高いダンサーやDj、アーティストを招いた音楽イベントの開催を計画しており、ファッションを中心にカルチャーに触れることができる場を用意する。
 
 2階のリニューアルオープン日は2019年3月25日。また同日には1階、3階、4階の一部エリアも改装オープンする。1階はメンズのコスメやスキンケア、フレグランスのエリアが従来の2倍に拡大し、日本初上陸のフレグランスやオーガニックのスキン・ボディケア製品の取り扱いを充実させる。3階と4階の一部エリアの詳細については後日発表を予定している。
 
 リニューアル済みの地下1階では新たな取り組みとして、2019年春夏シーズンから世界初のシューズフィッティングマシーンを使用したフィッティングサービスを開始。同じく改装済みの7階ではリーバイスの古着「Levi's Authorized Vintage」を再構築した別注アイテムを取り扱う。
 

■2019年春 伊勢丹新宿本店メンズ館リモデル
リニューアルオープン日:2019年3月25日(月)
メンズ館1階〜3階、4階の一部エリア

 

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