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創立200周年の「ブルックス ブラザーズ」、欧州・アジア市場を強化 来年は東京に新店舗 

掲載日
2017/11/21

 創立200周年を迎える「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」が、国際展開を強めていく。来年1月にイタリア・フィレンツェで開催されうるメンズ展示会「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」では、ゲストブランドとしてランウェイショーを披露するほか、4月にはニューヨークに、そして秋には東京へ新店舗開設を予定している。

brooksbrothers.com


 ブランドにとって日本は本国アメリカに次ぐ第二位の市場であり、株式会社ダイドーリミテッドとの合弁会社、ブルックスブラザーズジャパンが国内展開を手掛ける。1979年に設立された同社は、米ブルックスブラザーズ社が過半数株式を所有している。
 
 18年8月期に関しては、全ての市場で増収を見込むという「ブルックス ブラザーズ」。「前年度は、10億ユーロ(約1320億2500万円)近い売上高を達成した。本国でやや減速している分を、国外事業が補完してくれた」と当紙に語ったのは、ルカ・ガスタルディ(Luca Gastaldi)EMEA地域CEOだ。

 「アメリカ、3年ほど非常に好調な業績が続いた。本国の売上は全体の65%を占めている。この国で一軒も店舗を閉鎖していない米国系小売店は、我が社くらいのものだ!増収に関しては、ほとんどが国外事業による」と同氏。
 
 ボタンダウンシャツで知られるブランドは、メンズウェアの売上構成比が80%となっている。全世界700店舗で展開しているが、特にヨーロッパでは、ここ5年間で売上を倍増させた。

brooksbrothers.com


 「今年度、ヨーロッパの成熟した市場では、より規則的に新規出店を行うことでブランドの地位を確固としたものにする。逆に中国では出店を加速させたい。中国本土ではまだ展開が十分ではない」。
 
 本国アメリカの店舗は平均して500平米以上の広さを誇るが、より小規模な出店で新しい戦略を実施していくという。また、新しいサービスも導入する。「販売員の役割も刷新し、実店舗での購入体験を新しいものにしたい。アメリカではオムニチャネル化計画もスタートするが、今後2年で世界中に拡大する予定だ」とCEO。
 
 現在、アメリカ本国ではECによる売上が占める割合は15%となっているが、国外ではまだ発展途上だ。1818年に設立された「ブルックス ブラザーズ」は、1988年にマークス&スペンサー(Marks & Spencer)の傘下に入ったが、2001年にはイタリアのクラウディオ・デル・ヴェッキオ(Claudio Del Vecchio)が買収している。
 
 

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