化粧品の動物実験廃止へ「ザ・ボディショップ」過去最多830万筆の署名を国連に提出

 「ザ・ボディショップ(The Body Shop)」とクルーエルティフリーインターナショナル(Cruelty Free International)が世界動物の日である10月4日(現地時間)、化粧品の動物実験に反対する830万筆の署名をニューヨーク市の国連本部に提出した。

Image: Stuart Ramson

 イギリス発のザ・ボディショップは、化粧品の動物実験反対のキャンペーンをグローバルビューティーブランドとして初めて実施。その長年のキャンペーンパートナーであるクルーエルティフリーインターナショナルは、化粧品の製品や原料に使うための動物実験の廃止に専念する初のグローバルNPOで、今回はザ・ボディショップとともに15ヶ月で830万筆の署名を集めた。同署名提出は、国連が採択した国際社会全体で取り組む目標「持続可能な開発のための2030のアジェンダ」を前進させると同時に、全世界で化粧品の動物実験を永遠に禁止するための国際条例の執行を求めるもの。10月4日には、ニューヨーク・マンハッタンを犬たちが自転車タクシーで走り、国連本部まで署名を届くイベントが行われた。
 
 EUでは2013年に全ての化粧品の動物実験およびEU域外で動物実験された製品の販売が禁止されたが、世界の80%の国々では未だに化粧品の動物実験を非合法化していないという。クルーエルティフリーインターナショナルは、毎年50万匹以上の動物が化粧品の実験に使われていると推定しており、全世界で化粧品安全テストの要件を一致させることにより、企業は不必要な役所仕事や試験の重複を回避し、安全で人道的な化粧品を求める消費者の需要に応えることができると考えている。
 
 なお、米国カルフォルニア州議会では9月、動物実験を経た化粧品の販売を禁止する法案が成立した。
 

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