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千趣会/12月期、通販事業の損失縮小で営業黒字化

掲載日
2020/02/18
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 千趣会が2月13日に発表した2019年12月期決算によると、売上高891億5000万円(前年同期比21.3%減)、営業利益7億7200万円(前期は40億6300万円の損失)、経常利益14億1800万円(前期は42億7700万円の損失)、親会社に帰属する当期利益81億8200万円(前期は60億2700万円の損失)となった。

ベルメゾン 奈良 大和郡山店  - Image: 千趣会


 売上高は、通信販売事業の事業規模を適正化したことや、ベルネージュダイレクトとモバコレの連結範囲除外の影響により減収となった。利益面は、通信販売事業における在庫削減と人件費適正化をはじめとした全般的なコスト削減など事業構造改革の取り組みにより、営業黒字化を達成した。

 カタログとインターネットを中心とする通信販売事業の売上高は613億円(前期比29.1%減)、営業損失は8億500万円(前期は56億3300万円の営業損失)となった。

 事業構造改革に取り組み、発注オペレーションの改善による在庫水準の適正化や、粗利率の改善に向けての取引先との協業強化、現地法人の運営適正化を実施した。ベルネージュダイレクトとモバコレの連結範囲除外に加え、販売チャネル戦略・販促施策の見直しとMD(マーチャンダイジング)改革により事業規模の適正化を行った。

 一方、再成長に向けて、ベルメゾンのブランドスローガン「愛、のち、アイデア。」を新たに策定し、「愛からはじまるアイデア」の想いを込めて「#7秒ハグ」のTV CM、WEB CMを実施するなど、集客力の強化にも取り組んだ。引き続き構造改革を推し進め、会員基盤の維持・再構築と商品力・提案力の強化を図った。

 ハウスウエディングを中心とするブライダル事業の売上高は206億7600万円(前期比6.7%増)となった。営業利益は9億7100万円(前期比3.3%減)となった。

 2019年1月に「ザ・ベイスイート桜島テラス」(鹿児島県)をオープンし、ゲストハウス数は25店となり、売上高は堅調に推移したが、利益面では新店のオープンと「迎賓館」(大阪府)における施設のリニューアル工事に伴う費用の先行発生などにより減益となった。

 リニューアル後は堅調に推移しており、引き続きドミナント戦略に基づき地方中堅都市を中心とした新規出店と周辺事業の拡大を図る。

 次期は、売上高920億円(3.2%増)、営業利益18億円(132.9%増)、経常利益20億円(41.0%増)、親会社に帰属する当期利益22億円(73.1%減)を見込んでいる。



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