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fashionsnap
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掲載日
2014/02/21
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合同展「rooms28」ファッション・デザイン・地場産の多彩な500ブランド集結
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2014/02/21
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ファッションとデザインの合同展示会「rooms28」が、2月18日~20日の3日間にわたって国立代々木競技場第一体育館で開催された。アッシュ・ペー・フランスが主催し、約500ブランドが出展。最先端ファッションからプロダクト、アート、そして地場産業まで、全17のエリアごとにディレクションされた空間で多彩な新作が発表された。

ファッションエリアでは、「Cinoh(チノ)」デザイナーの茅野誉之と「everlasting sprout(エヴァーラスティングスプラウト)」デザイナーの村松啓市が手がける「Ceam(シーム)」や、3Dで体験する海底都市のインスタレーションでコレクションの世界観を表現した「Shiroma(シロマ)」、アートユニット明和電機が立ち上げたファッションブランド「Meewee Dinkee(ミーウィーディンキー)」、そして3D設計ソフトやデジタル機器で「Anrealage(アンリアレイジ)」のコレクションアイテムなどを制作する「Mudsnail(マッドスネイル)」などがブースを構えた。キッズエリアでは今回、アッシュ・ペー・フランスによるプロジェクト「Future Friends」の一環で2月に独占販売権を取得した仏発「La cerise sur le gâteau(ラスリーズスールガトー)」をはじめ、雑貨やグローサリーを含めたライフスタイルの一部をキッズの切り口で提案。
これまでも時代を反映してきたroomsは、来年15年目。佐藤氏は、ファッションブースの出展希望者が減少傾向にあるころを受け、「日本のファッションの現状は厳しく、今後もっと厳しくなる。roomsは今、切り替えの時。身に着けるものは文化の基本なので、もう一度ファッションを色濃くしていくことが必要」と話した。今後の課題として、日本だけではなくアジアを視野に「国際的な展示会として何が必要なのか」を改めて考え、進化させていくという。
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