国際百貨店サミット、今年5月にパリで開催


前回のニューヨーク・サミットで講演する「Printemps」のパオロ・デ・チェザーレ会長兼CEO。(Photo DR)

 5月10〜11日、フランス・パリのポンピドゥーセンターで、国際百貨店サミットが開催される。大陸百貨店連盟(Intercontinental Group of Department Stores: IGDS)が主催する「Global Department Stores Summit(国際百貨店サミット)」は、今年で3回目の開催となる。2008年はロンドン、2010年はニューヨークで開催された。5月のサミットでは、パリの百貨店「Printemps(プランタン)」が現地パートナーを務める。

 大陸百貨店連盟(IGDS)のプロジェクト担当者、Véronique Morelle(ヴェロニク・モレル)氏は、「百貨店は特有の問題を抱えているが、これまで同業者同士で協議する場は設けられていなかった」と説明する。このサミットは1年おきに開催され、百貨店や大手ブランドの経営者たちを集めて百貨店に関する意見交換を行う。長い歴史、広大な売場面積、観光客の受入れなど、世界各地の百貨店には共通点が多い。

 大陸百貨店連盟(IGDS)は、各百貨店は近年、消費者からの新たな需要や消費行動の変化を考慮してはいるが、今後10年間を視野に入れた更なる取り組みが必要であると指摘する。

 今回のテーマは「成長モデルの継続」。2日間にわたり、先駆的な小売業態、CEOによる展望、消費者の取り込み、百貨店における高級品の必要性、クリエイティビティという5つのキーワードに基づいて会議を行うほか、19人の経営者や幹部が講演を行う。講演者は、「Richemont(リシュモン)」のRichard Lepeu(リシャール・ルプ)氏、「Nespresso(ネスプレッソ)」のRichard Girardot(リシャール・ジラルド)氏、「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」のYves Carcelle(イヴ・カルセル)氏、「Printemps(プランタン)」のPaolo de Cesare(パオロ・デ・チェザーレ)氏、モスクワの百貨店「Tsum(ツム)」のPeter Partma氏、「Galeries Lafayette(ギャラリーラファイエット)」のPhilippe Houzé(フィリップ・ウゼ)氏、ドイツの百貨店「Karstadt(カールシュタット)」 のAndrew Jennings(アンドリュー・ジェニングス)氏など。

 また、サミット終了後、希望者を対象にパリ市内の店舗やコンセプトストアなどを訪れるツアーも企画されている。

 大陸百貨店連盟(IGDS)は「世界百貨店フォーラム」も主催しており、2009年はモスクワ、2011年は上海で開催された。1946年にスイスで設立された同連盟には、31カ国から33社が参加している。

 サミット参加の申し込みはこちらから。

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