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2021/03/14
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大丸松坂屋の衣料品サブスク、約1万円でマルジェラやマルニが1ヶ月レンタル可能

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2021/03/14

 ⼤丸松坂屋百貨店が、ウィメンズのファッションサブスクリプション事業「アナザーアドレス(AnotherADdress)」を始動した。サイトを公開し、事前会員登録の受け付けを開始しており、4月1日からサービスを運用する。価格は月額税込1万1880円で、アイテム3着を1ヶ月レンタル可能。クリーニング不要で返却できる。

サービス名は、店舗とは別の場所でファッションを試すことができるようにという意味を込めて「Another」と「Address」の造語を採用。洗濯ブラザーズが運営するバレル、日立物流、日本環境設計、ヤマト運輸、SMARIとパートナーシップを結び、「FASHION NEW LIFE」をコンセプトに社会や環境にとって持続性の⾼い新しいファッションライフスタイルの確立を目指す。レンタルを通して必要な物だけを購入するといった廃棄問題の改善に取り組み、ブランドの新規顧客獲得などにも繋げていくという。
 アイテムは同社の完全買取で、サービス開始時はS、M、Lの3サイズを展開。「マルニ(MARNI)」「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」「ミントデザインズ(MINT DESIGNS)」「レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)」「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)」「アドーア(ADORE)」「エポカ(EPOCA)」「ベイジ,(BEIGE,)」「マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)」「ジルスチュアート(JILLSTUART)」「セオリー(Theory)」といった全50ブランドを取り扱う。気に入ったアイテムがあれば会員価格で購入することができ、月額料金内に送料やクリーニング代が含まれる。
 3月12日の今日開催したオンライン発表会に登壇した同事業責任者の田端竜也氏は「百貨店はEコマースが市場に参入してきた頃に判断が遅れたことが失敗だった。アナザーアドレスを立ち上げることでサブスクリプション市場を牽引していきたい」と意気込みを語った。5年後は売上高50〜60億円、在庫数20〜30万着、会員数3万人を目指す。また、メンズファッションやアート、ホーム、スポーツなどの分野への事業拡大も視野に入れているという。
大丸松坂屋百貨店の澤田太郎代表取締役社長は「10年後の大丸松坂屋はリアル店舗をオフライン上のメディアと位置付け、オンラインとオフラインの両面でのコンテンツの伝達がコアバリューだと考えている」とコメント。サブスクリプション事業は同社が取り組んでいる中長期的な新たな事業領域の開発の第一歩だといい、「ファッションの楽しみ方の一つの形として定着する可能性がある。アナザーアドレスによってブランドのファンになり、店頭ビジネスやファッション業界の活性化に繋がることを期待している」と話した。

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