小松マテーレが環境配慮型の2つの透湿防水素材を開発、海外本格進出へ

 合繊生地メーカー小松マテーレが、透湿防水素材「サイトス(Saitos®)」のシリーズで、環境配慮型の「サイトス・ジーエフ(Saitos®-GF)」と「サイトス・ジーアール(Saitos®-GR)」の2つの新素材を開発した。2月から国内外で販売を開始している。

「Saitos®-GR」のメカニズム イメージ - Image: 小松マテーレ

 サイトスは「持続可能(=Sustainability)」「芸術(=Art)」「革新(=Innovation)」「技術(=Technology)」「独自性(=Originality)」「喜び、満足(=Satisfaction)」をテーマに展開。今回の新素材の開発に際しては、サステナビリティーを意識したという。
 
 サイトス・ジーエフおよびサイトス・ジーアールでは、これまで同シリーズで用いられてきた石油由来のポリウレタン樹脂の一部に植物由来を原料とするポリウレタン樹脂を採用。同社の高次加工技術を応用し、原料に含まれるポリウレタンの植物由来比率を50%まで高めた透湿防水素材を開発した。サイトス・ジーエフは、新素材の透湿防水フィルムを外側に配することで高い防水性能を備え、同社の従来品に比べ約5倍の透湿性を実現。耐久性や耐擦過性、耐摩耗性にも優れている。サイトス・ジーアールは、内側にストレッチ性を60%向上させた透湿防水フィルムを取り付け、身体の動き合わせて伸縮する素材に仕上げた。
 
 新素材に関しては海外での販売を強化していく方針。同社は昨年10月にグローバル展開を見越し、小松精練から10月1日から社名を現在の小松マテーレ(Komatsu Matere)に変更しており、コーポレートロゴおよび事業ロゴにもローマ字を採用している。

 

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