掲載日
2016/07/26
2016/07/26
展示会「デニム プルミエール・ヴィジョン」、パリに回帰
掲載日
2016/07/26
2016/07/26
長らくスペイン・バルセロナで開催されていたデニム素材の見本市「デニム プルミエール・ヴィジョン(Denim Première Vision)」が、本国であるフランス・パリに帰ってくる。
「パリはやはり世界のファッションの中心地であるし、文化面でもインスピレーションの面でも、出展者や来場者に与える影響は大きい」と同展のシャンタル・マラングレー(Chantal Malingrey)ディレクター。「他の主要都市からのアクセスも良いし、収容する場所も多い。こういった視点から、会場となる新施設パリ イベントセンターを選んだ」。
パリのラヴィレット地区にほど近いイベントセンターでは、すでに「ケンゾー(Kenzo)」、「ランバン(Lanvin)」、「トム・ブラウン( Thom Browne)」などがショーを行っている。「デニム プルミエール・ヴィジョン」は日程も変更し、18年春夏シーズンを11月2日~3日の期間に開催予定だ。
「ミッドシーズンのコレクションが増えてきたことや、メインコレクションから派生するシーズン商品などが増えてきたことで、企画・生産のリズムにも変化が訪れている。素材の選定などにも条件が増え、早い生産を可能にすることが求められる。展示会の日程を前倒しにしたのも、こうした市場の変化があってのことだ」とディレクターは説明している。
「Tomorrow is calling」をテーマに掲げ、デニム業界に新しいものを持ち込むことがねらいだ。
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