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2019/12/04
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山東如意、サプライヤーへの未払い問題で法廷闘争の可能性も

掲載日
2019/12/04

 中国の山東如意(Shandong Ruyi)が、サプライヤーへの未払い問題で訴えられる可能性が浮上している。

Aquascutum


 ポルトガルのテキスタイルメーカーCalvelex社は、山東如意が所有するイギリス発のラグジュアリーブランド「アクアスキュータム(Aquascutum)」に対して素材を供給しているが、同グループからの支払いが10万ユーロ(約1200万円)以上滞っているとして、法廷に持ち込む意向だという。
 
 Calvelex社は今週中に香港の裁判所で訴えを起こす予定だと英「The Sunday Times」紙は伝えている。

 山東如意は「アクアスキュータム」のほか、「バリー(Bally)」や、フランスの「Sandro」、「Maje」、「Claudie Pierlot」、日本のレナウンなどを傘下に収めており、国外M&Aに40億ドル(約4355億7000万円)以上を費やしている。
 
 しかし、そうした積極的なM&A戦略には問題もあり、最近では債務不履行リスクで格付けを引き下げられている。グループは今年10月と11月が期限となっている3億1000万ドル(約337億5700万円)の負債に加えて、12月には国外に3億4500万ドル(約375億6800万円)を支払う必要がある。
 
 Grobal Ratingsによると、山東如意は資産の売却により資金を調達する道を探っているという。
 
 2018年3月期の「アクアスキュータム」の業績は、売上高36%減の800万ポンド(約11億4000万円)、税引前損失600万ポンド(約8億5600万円)を計上していた。
 

(2019年12月4日現在、1ユーロ=121円、1米ドル=109円、1英ポンド=143円で換算)

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