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東京FW Day2 : インターネット世代の受け継ぐ"裏原"

掲載日
today 2019/10/16
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 2日目を迎えた「Rakuten Fashion Week Tokyo S/S 2020」では、パルコの若手支援プログラム「Next Age Parco」により、初参加ブランドが多くランウェイを披露した。パワフルな"カワイイ"をウェアラブルに表現した「ノントーキョー(Non Tokyo)」、インダストリアルな素材で近未来的なレイヤードスタイルを見せた「バルムング(Balmung)」などランウェイデビュー組はもちろん、2シーズン目となる「ボディソング(Bodysong.)」など、"裏原"チルドレンのストリート感覚が目立った。一方で変わらず洗練されたランウェイを見せた「ハイク」は、「アディダス」とのコラボレーションライン「Adidas by Hyke」で機能的なアーバンウェアをさらに進化させてみせた。
 
 
ガーリーな戦闘服「ノントーキョー」

Non Tokyo SS 2020 - Image: Fashionsnap.com


 東京らしいアニメチックな"カワイイ"スタイルをリアルなワードローブに落とし込んだ市毛 綾乃の「ノントーキョー」。誇張されたギャザーやフリルたっぷりのシルエットに、ビジュー、チュールといった素材を使ってとことんガーリーなスタイルを追求した。ロマンチックなだけでなく、トレンチやミリタリー・ワークジャケット、花モチーフの迷彩柄で「強さ」との融合を表現したほか、オーバーサイズのTシャツレイヤードにはストリートな感覚も取り入れ、リアルな着こなしを提案。「セーラームーン」を思わせる髪型やバックミュージック、ライティングなどで適度なエンタテインメント性を意識したと言う通り、若手ブランドながらランウェイに対する意気込みも感じさせた。
 

インターネット世代のDIY ファッション:「バルムング」と「ボディソング」

Balmung SS 2020 -Image: Fashionsnap.com


  古着もブランドも自由に切り貼りして、自分だけのファッションを楽しむ。やがてそうした人々がコミュニティを形成し、そこからスタイルが生まれる。全盛期の東京のストリートに息づいていた文化は、現在ではSNSに場所を移し生きながらえている。「バルムング」と「ボディソング」は、まさにインターネットや別ジャンルのコラボレーターから広がるファンのコミュニティが大きく後押しして発展しているブランドだ。今回のコレクションにもそうした"DIY"感覚が感じられた。「オフ-ホワイト(Off-White)」風のインダストリアルデザイン要素も、東京のストリートらしいジェンダーレスなオーバーサイズのレイヤードスタイルが上手く落とし込まれている。

 Hachi手掛ける「バルムング」の初ランウェイでは、 無機質なセットの中でフューチャリスティックなコレクションが披露された。断熱シートのようなメタリックな素材や、梱包材を思わせるトランスパレントなホログラム生地にボンディングなどで、ブランドらしい構築的なオーバーサイズのシルエットを作った。工業製品を梱包するようにレイヤードで仕上げたルックには、やはり大ぶりのインダストリアルなロンググローブを合わせる。独特のボリューム感が東京のストリートらしいセンスを感じさせた。

Bodysong. SS 2020- Image: Fashionsnap.com


 青木俊典の「ボディソング」は2シーズン目を迎え、「ずっと真夜中でいいのに。」のライブパフォーマンスを取り入れたショーを披露した。 音楽との横断的なコラボレーションを行う若手が今季は目につく。ダッフルコートの一部を切り取ったようなオーバーサイズのベストをデニムやPVCで仕立てたほか、光沢のあるグレーのテッキーな素材で仕立てたトップ、ジャケット、セットアップなども目についた。スタイリングは フーディーやTシャツ、プレッピーなニット、ワークテイストのアウターなど、オーバーサイズなレイヤードが基本だ。足元には「デサント(Descente)」とのコラボスニーカーを合わせた。

 

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