目に見えない色や柄が浮かび上がるCotton USA製Tシャツを「アンリアレイジの花屋」で販売

 　Cotton USAとデザイナー森永邦彦が手がける「アンリアレイジ（Anrealage）」のコラボレーション「Power Of Cotton（パワー・オブ・コットン）」プロジェクトにより、スマートフォンで撮影すると画面越しに色や柄が現れるtシャツが誕生。アンリアレイジが 16日から伊勢丹新宿店「Tokyo解放区」に期間限定でオープンする"目には見えない花"がコンセプトのフラワーショップで販売がスタートした。

　「Power of Cotton」プロジェクトは、アメリカ綿で未来につながる新しいワークウエアを企画制作することで、減少しつつある日本の伝統工芸の新しい職人像を提案 する試み。今回のフラワーショップでは、森永邦彦が富山県高岡市の銅器着色業「モメンタムファクトリー・Orii」のために特別にデザインしたワークウエ アのコンセプトモデルの展示と共に、メイキング映像が公開されている。また、プロジェクトの一環として制作されたcotton Usa製「Power Of Cotton」オリジナルTシャツ（税別16,000円）を販売。ワークウエアとTシャツは、いずれもアメリカ綿素材に「再帰性反射」の技術を応用した 特殊加工が施され、フラッシュ撮影すると職人の"勲章"であるシミのような様々な柄が浮き出るデザインとなっている。

　今回「アンリアレイジ」が展開する新感覚のフラワーショップは通常の花屋とは異なり、陳列された花々は、全てがファッションアイテムとして身につける ことができるという。フラッシュ撮影すると花が咲くtシャツや色が現れるコサージュ、「リバティー（Liberty）」と協業した花柄のアイテム、花 をアクリル樹脂で固めたアクセサリーなどを販売。店内では肉眼では見えない白い桜の樹が、スマートフォンでフラッシュ撮影することで画面上に色鮮 やかな花を咲かせるなど、バーチャル体験も可能となっている。