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破たんの「ソニア・リキエル」、買収オファーは1件のみ 会社清算の可能性も消えず

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today 2019/07/25
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 今年4月にフランスで再建型破産手続きを申請し、身売り先を探していた「ソニア・リキエル(Sonia Rykiel)」だが、パリ商事裁判所に検討され得るオファーは1件のみだと現地「ルモンド」紙が報じた。提案は不動産業を営む一族ニコール・レヴィ(Nicole Lévy)とジュリアン・セドボン(Julien Sedbon)によるもので、従業員133名のうち39名の残留とオンラインでのブランド再編計画が盛り込まれている。

Sonia Rykiel - Spring-Summer2019 - Womenswear - Paris - © PixelFormula


 しかし、同紙によると、この提案に裁判所が異議を唱える可能性も残っているという。買収提案の受付期間は最初5月31日と設定されていたものの、その後6月12日まで延長され、それでも十分な水準に達するオファーが不足していたため、最終的な締切日は18日となっていた。裁判所の決断は7月25日の今日下される。
   
 この数か月間、フランスのランジェリーメーカーであるEtamグループをはじめ、元「バルマン(Balmain)」トップのエマニュエル・ディエモス(Emmanuel Diemoz)などが名乗りを上げているとの情報もあった。
 
 メゾンは2012年に香港の利豊(Li&Fung)グループの経営者一家が立ち上げた投資会社Fung Brands(現First Heritage Brands)、ジャン=マルク・ルービエ(Jean-Marc Loubier)、シンガポールのファンドTemasekが共同で取得し、その後2016年にFirst Heritage Brandsがメゾンの全株式を保有することになった。

 2018年の「ソニア・リキエル」の業績は、売上高3500万ユーロ(約42億500万円)、純損失3000万ユーロ(約36億400万円)だった。アーティスティックディレクターのジュリー・ドゥ・リブラン(Julie de Libran)は今年3月に退任している。
 

(2019年7月25日現在、1ユーロ=120円で換算)
 

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