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第6回「LVMHプライズ」ファイナリストに森永邦彦の「アンリアレイジ」がノミネート

掲載日
2019/03/27
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 第6回「LVMHプライズ(LVMH Prize)」のファイナリスト8組が発表された。日本ブランドでは森永邦彦手掛ける「アンリアレイジ(Anrealage)」が最終選考に進む。結果は6月に発表される予定だ。

第6回「LVMHプライズ」 ファイナリスト - LVMH Prize


 ブランド15周年を迎え、「光と影」から「服そのもの」へとテーマをシフトした森永邦彦。パリで行われた「アンリアレイジ」のショーでは、セミファイナルに向けて「今までやってきたことをきちんと伝えられるようなプレゼンテーションにする」と語っていた。セミファイナルの審査では、余り布など様々な生地を使った微細なパッチワークのドレスなどを披露した。
 
 3月1日~20日にパリで行われたセミファイナルでは、合計20組がコレクションを発表。そこから、「アンリアレイジ」、ロンドン発「Bethany Williams」、Emily Adams Bodeによるニューヨークブランド「Bode」、イスラエル出身デザイナーによるパリ発「ヘッド メイナー(Hed Mayner)」、ナイジェリア出身Kenneth Izedonmwenが手掛ける「Kenneth Ize」、スペンサー・フィップス(Spencer Phipps)による「フィップス」、ステファン・クック(Stefan Cooke)とジェイク・バート(Jake Burt)の「ステファン・クック」、そして南アフリカの「Thebe Magugu」の8組がファイナリスト入りを果たした。うち4組がユニセックス、2組がウィメンズ、2組がメンズのブランド。イスラエルとアフリカ出身デザイナーがファイナリストに選ばれるのは初めてのことで、国籍や拠点、スタイルなど多様性に富んだ顔ぶれとなった。

 同賞を企画するデルフィーヌ・アルノー(Delphone Arnault)は、今回のセレクションでファッションにおける「エコやサステナブル」と「ユニセックス」の重要性が浮き彫りになってきたことを指摘。「ルイ・ヴィトン財団(Fondation Louis Vuitton)での最終選考は審査員たちにとても難しい選択になることでしょう」とファイナリストたちにエールを送った。
 
 また、この2月に亡くなったカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)も最終選考の審査員を務めていたが、「クリエイティブな天才で、他に類を見ない精神の持ち主。我々をいつも刺激してくれる存在でした。彼を審査員に迎えられたことは本当に幸運です。若いデザイナーへの支援と『LVMHプライズ』発展への貢献に深く感謝しています。彼無しでここまでの成功はありませんでした」と同氏は追悼の意を示している。
 
 審査員としては、今回は新たに「ベルルッティ(Berluti)」アーティスティックディレクターのクリス・ヴァン・アッシュ(Kris van Assche)が加わった。他に、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)、二コラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、ウンベルト・レオン(Humberto Leon)、キャロル・リム(Carol Lim)、クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)といったグループ傘下ブランドのデザイナー、そしてデルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長の顧問ジャン=ポール・クラヴリー(Jean-Paul Claverie)、LVMHファッショングループ(LVMH Fashion Group)CEOのシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)といったグループの幹部が名を連ねる。
 
 8組のファイナリストによるルックはLVMHグループのECサイト「24 Sèvres」で販売されるほか、グランプリ受賞者は9月にフルコレクションを発売する。
 
 昨年2018年の「LVMHプライズ」では、井野将之の「ダブレット(Doublet)」がグランプリを、Rok Hwangによる「Rokh」が審査員特別賞を受賞した。優勝者には30万ユーロ(約3700万円)が授与されるほか、1年間のコーチングも受けられる。

 

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