fashionsnap
2016/07/19
米ショップがドナルド・トランプを批判したTシャツやグッズ販売
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2016/07/19
「アーバン・アウトフィッターズ(Urban Outfitters)」が、米大統領選に出馬するドナルド・トランプ(Donald Trump)を批判した商品を販売し、話題を呼んでいる。現在、アメリカにある店舗と公式ECサイトで販売されている。
米セレクトショップ「アーバン・アウトフィッターズ」が、ドナルド・トランプを批判した商品を複数取り扱い、ネットで話題を呼んでいる。話題になっている商品には、「IDK NOT TRUMP THO(I don't know. Not Trump, thoughの略=よくわからないけど、トランプはないよね)」というロゴがプリントされたTシャツやマグカップの他、「毛沢東語録」の象徴的な赤いカバーに似せたドナルド・トランプの語録集や、反トランプスローガンを用いたピンなどがある。ファッションブランドが政治的なメッセージを発信することはリスクを伴うが、企業ブランドの専門家でコンサルティング会社ブランド・シンプルの創設者アレン・アダムソンは、ロイターの取材に対して「ミレニアル世代は、何かを支持したり、自分の意見を発信したがる特徴がある。ミレニアル世代から支持を得るアーバンアウトフィッターズにとっては賢いビジネスだ」とコメントしている。
また、「アメリカンアパレル(American Apparel)」では、ドナルド・トランプが掲げる「MAKE AMERICA GREAT AGAIN(アメリカを再び偉大な国にしよう)」というスローガンに対抗して、「MAKE AMERICA GAY AGAIN(アメリカを再びゲイにしよう)」と名付けたキャンペーンを実施中。スローガンを配した商品を販売しているほか、LGBTQへの理解を促すためのインタビュー動画などを公開している。
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