米ドラマがヴェルサーチ創業者殺人事件を描く レディー・ガガがドナテラ役に

　米テレビドラマ「アメリカン・クライム・ストーリー（American Crime Story）」が、デザイナーで「ヴェルサーチ（Versace）」創業者のジャンニ・ヴェルサーチ（Gianni Versace）が連続殺人犯に殺害された実際に起きた事件を題材にすることがわかった。Us Weeklyなど複数海外メディアの報道によると、ジャンニの妹で「ヴェルサーチ」現クリエーティブディレクターのドナテラ・ヴェルサーチ（Donatella Versace）役を歌手のレディー・ガガ（Lady Gaga）が演じるという。

　「アメリカン・クライム・ストーリー」第3シーズンは、ジャンニ・ヴェルサーチが1997年7月にマイアミの別荘で殺害された事件を10話にわたって描く。エピソードはヴァニティ・フェア誌のライター、Maureen Orthによる著書「Vulgar Favors」を基に制作されるという。

　レディー・ガガとドナテラ・ヴェルサーチはかねてから親交が深いことで知られている。「ヴェルサーチ」が2014年春夏キャンペーンの広告塔にレディー・ガガを起用した際にドナテラは「彼女は私にとって家族のような存在であり、またヴェルサーチのDNAを体現するアイコンでもあります」とコメントを発表していた。