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fashionsnap
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掲載日
2021/10/04
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西洋と日本の服装史の良いとこ取り 「ドリス ヴァン ノッテン」「イッセイミヤケ」出身者が新ブランドを立ち上げ
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2021/10/04
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中島輝道が手掛けるウィメンズブランド「テルマ(TELMA)」が2022年春夏シーズンにデビューする。 中島は「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」で経験を積んだデザイナー。ヨーロッパと日本のメゾンで培った技術と、西洋と日本の服装史からヒントを得た和洋折衷のアプローチが持ち味。ブランド名はデザイナーの愛称であり、「意思」という意味を持つ言葉だ。ユナイテッドアローズやエディション、バーニーズ ニューヨークなどでの取り扱いが決まっている。

デビューシーズンの今季は、「光」をテーマに、画家のクロード・モネ(Claude Monet)による代表作「睡蓮」などの印象派絵画が着想源になった。チュールとチェックの布帛を重ねることで表情を出したドレスや、「儚さ」を表現した線香花火の写真をプリントしたデニムスカートやトップスなど印象派のアートをイメージしたラインアップ。日本の伝統的な技術も取り入れ、有松絞りを袖や裾に施したトップスやドレスも目を引く。可能な限りサステナビリティに配慮した素材を選んでおり、リサイクルポリエステルやオーガニックコットンなどを多用。カラーパレットはすみれやラベンダーなど日常にある花の色から採用している。
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